結（橋本環奈）は、タンスにしまっていた糸島フェスティバルのステージ衣装を見て一時感慨にふけるが、思いを断ち切るように引き出しを閉める。一方、歩（仲里依紗）は天神にいるハギャレンに会いに行き、結が最近どういう様子なのかを聞き出そうとする。そんな折、米田家では永吉（松平健）が昼寝をしていたら、見知らぬ男が訪ねて来る。
突然、米田家のチャイムが鳴り続けた。「誰もいないのか？」としぶしぶ玄関に出た永吉の前に、一人の大男が現れた。
「米田アユさんのお宅ですか？」
今日は大変な一日になりそうだ。
アユのマネージャー？
玄関から飛び込んできた大男は、アユのマネージャー「佐々木佑馬（ゆうま）」と名乗った。俳優は一ノ瀬ワタル。
「アユさーん！アユさん、いますかーー？」大声でどなるマネージャーの佑馬。
アユが撮影現場から突然いなくなり、探しに来たのだ。アユが生きていると分かり、ひとまずホッとする。なんでも、アユは「大女優」だと言うのだ。
さっぱり意味が分からない永吉だった。
アユがここで撮影？
結が歩いていると、うちの近くで何やら近所の人がガヤガヤたむろしている。マネージャーという男が、アユたちに名刺を渡す。
ここで撮影する？
ここで「大女優が地元に戻ってきた」という設定の撮影？
いろいろな噂がすでに飛び交っていた。
なんと、陽太までいる。みんな物珍しさが先に立っていた。ただの野次馬である。
アユ登場
そこへ、とぼとぼと歩いてくるアユ。何事かといぶかしむアユに、マネージャーが駆け寄る。驚いたアユは、大急ぎで走って逃げだす。
アユが逃げていたのは、マネージャーからだったのだ。
行き場がないアユは、昔のギャル仲間に「今日、泊めてもらえないか」と頼む。
まだまだ、アユの謎は解けない。
アユは本当に大女優なのか？それにしても、誰も知らなかったのはなおさら理解できないが…
すべての謎は明日解けるだろう。