【おむすび】第17回 神戸の想い出・仲里依紗のライバル・ハギャレン解散?

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「つきあう相手、考えたほうがいいよ」ときつい言葉をアユから浴びせられた結は、泣きながら家を飛び出し、いつもの海辺へ向かう。

涙にくれながら、結は神戸に住んでいた幼い頃のことを思い出していた。

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目次

大好きだった姉と、真紀ちゃん

結は当時5歳。姉のアユは14歳。年が離れているせいか、二人ともとても仲がよい姉妹だった。アユは親友の真紀を家に連れてきた。結も真紀のことが大好きだった。

真紀ちゃん:大島美優
アユ(14歳):高松咲希

セーラームーンに憧れている結は、髪の毛をアユに「やって!」とせがむ。「いいよ」と優しく言うアユ。

結の幼少時代:磯村アメリ

その間、真紀は、持ってきた安室奈美恵のCDをかける。真紀はCDをアユにプレゼントした。

父の聖人は床屋をやっていた。商店街では「アーケード」を作ろうという話になり、聖人に代表になって交渉にあたってくれないかと、商店街の仲間たちが頼みに来ていた。

大崎彰(小学校教師):内海崇(うつみたかし)ミルクボーイ
テーラー店の高橋(内場勝則)と総菜屋の美佐江(キムラ緑子)
左から若林建夫:新納信也、福田整体院の院長:岡嶋秀昭

聖人は迷ったあげく「いいよ、オレに任せてくれ」と請け負うが、妻・愛子は「安請け合いだ」と心配していた。

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決裂

渡辺孝雄 靴店の職人:緒方直人

聖人はさっそく商店会の会長・渡辺孝雄(緒方直人)にアーケードの設置を交渉に行くが、「そんなものいらない」の一点張りだ。どうやら渡辺はこの「さくら商店街」で一番偉い存在のようだ。聖人がいくらアーケードの重要性を説いても、渡辺は聞く耳を持たなかった。

渡辺の娘が、なんとアユの親友の真紀だった。渡辺は娘の真紀に「アユちゃんとはもう遊ぶな」と命令する。

親同士の仲たがいが、子どもにまで影響するのは誰も納得できなかったが、渡辺は妻が死んでから意固地になっているらしく、頑として言うことを聞かない。

アユも真紀も困り果てていた。

ハギャレン解散?

想い出にひたっていた結が我に返ると、ハギャレンのみんながそばに来ていた。

ルーリーが言う。「ハギャレン、解散しようと思う。アユさんのためにやってきたんだけど、アユさんにつぶせと言われたら、続けていく意味ないから」

4人は力なく立ち去っていった。

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アユのライバル現る!

アユは家を出ることにした。母親が止めても聞かなかった。結と喧嘩して、もうアユには居場所がなかった。これからどうすればよいのだろうか。

そんなことを考えながら、夜の天神を一人で歩いていると「アユじゃない?」と声をかけてきた女がいる。

大河内明日香:寺本莉緒

「えーっと」とアユが記憶をたどろうとする。あるいは、知っていたのに知らないふりをしていたのかもしれない。

「うち!天神乙女会の明日香!忘れたん?ギャル時代、あんたらハギャレンと敵対しとった。やっと会えた!うち、あんたときっちり勝負つけたいって思っとったんよ」

筆者の意見

「勝負つけた」とは何やら不穏な動き…それにしても、派手なお姉さんだ!

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