2024年7月26日から始まったパリオリンピック。競泳も続々とスタートしています。そんな中、テレビの中継に映ったのが、なんと俳優のトム・クルーズ。なぜそこにトム・クルーズがいたのか?解説していきます。
テレビ中継に映ったトム・クルーズ
NHKで女子競泳のリレーを観ていたら、アナウンサーが「あれ?トム・クルーズさんですよね…?」的なことをしゃべったのですが、本当にトム・クルーズでした。
NHKの中継では、実況が「トム・クルーズさんですね」「かっこいいですね」と紹介し、客席から拍手する姿や、ファンとの写真撮影に快く応じる姿が映し出されました。
ネット上では、「パリオリンピック会場にトム・クルーズがいる!」と驚きの声や、「トム・クルーズが競泳好きだったのだろうか」といった様々な反応が寄せられました。
フランスから芸術文化勲章を授与されたトム・クルーズ
その日、トム・クルーズはフランスから芸術文化勲章「シュヴァリエ」を授与されており、これは芸術や文学の領域でフランスや世界での普及に貢献した人物に贈られるものです。
授与したフランス文化省のラシダ・ダティ大臣は、自身のX(旧Twitter)でクルーズとの2ショットを公開し、「おめでとうございます」と祝福するとともに、2017年にパリで撮影された『ミッション:インポッシブル』の撮影がパリを美しく紹介したことを称賛していました。
「シュヴァリエ(Chevalier)」はフランス語で「騎士」を意味し、フランスの栄誉称号の一つです。日本の「文化勲章」のようなものですが、もうちょっとライトな感じ。
なぜこのオリンピックの時に授賞式があったのか分かりませんが、きっと「オリンピックも見てよね!」という、フランス人ならではの軽いノリだったのでは?と思います。
競泳でアメリカチームを応援!
トム・クルーズは、27日に行われた競泳女子400メートルリレーを観戦しました。
客席から拍手する姿や、居合わせたファンとの写真撮影に快く応じる姿などが映し出されました。トム・クルーズはいつでも感じがいいですね。この人、悪い噂を聞いたことがありません。
トム・クルーズの横にいる男性は、ミッション・インポッシブルシリーズのクリストファー・マッカリー監督ですね、と、ネット民の声で知りました。私はこの監督を知りませんでした。二人で「シュバリエ」を受賞したものと思われます。
女子の競泳リレー、アメリカチームは残念ながら銀メダルでしたが、トム・クルーズは終始ご機嫌のようでした。
金メダルはオーストラリア。オーストラリアにとってこの種目で4連続のオリンピックタイトルでした。強いですね、オーストラリア!
下の写真は、授賞式の様子。金オーストラリア、銀アメリカ、銅中国です。
日本はこの種目に出ていなかったんでしょうか、いろいろ調べても日本は出てきませんでした。メドレーリレーに出るんでしょうね。
トム・クルーズに関係ないですが、池江選手が決勝に進出できませんでした。タオルを顔からかぶって泣いていたのを観て、私も泣きそうになりました。でも、4年後のオリンピック目指してがんばります、と最後に前向きな発言をしていました。
池江選手、ご苦労様でした。しばらくゆっくり休んでくださいね。あなたが頑張っていることはみんな知っています。どれだけ池江選手に勇気と元気をもらえたことか。とても感謝しています。