110mハードル、村竹ラシッドが日本勢で初めて決勝進出となりました。堂々の5位入賞!「ものすごく楽しかった」と村竹の弁。どんな走りだったのでしょうか?そして、「ジョジョ立ち」とは?
男子110メートル障害:初の日本人決勝進出:入場でジョジョ立ち!
110mハードルでは、スタジアムに入場する際、一人ひとり名前を呼ばれます。その時に、村竹選手が見せたポーズは、ジョジョ立ち!なんだかサマになってますよね!
「楽しんで臨もうと思って、考えたときに、鵜沢がよくやっててすごい楽しそうだなと思って、俺もやってやろうと思って。前日の夜に鵜沢と飯食べてて、そういう話をして、これやったらおもしろいかなと。一部の主人公のジョジョ立ちをさせていただきました」と明かしました。
そういえばジョジョ立ちはドイツの方に先にやられていましたが、BiSHは俺だよな? pic.twitter.com/2PZ6OmETi1
— 鵜澤飛羽(Towa Uzawa) (@towa1125) May 24, 2022
ちなみに、筆者は「ジョジョの奇妙な冒険」を読んだことがないので、いろいろなところで「ジョジョ立ち」を見ると、なぜか劣等感を覚えます。私と同じ方、いらっしゃいますか・・・?
堂々の走りで5位!
パリ五輪第14日。 陸上(2024年8月8日 フランス競技場)にて、男子110メートル障害決勝で、村竹ラシッド(JAL)は13秒21の5位で同種目日本初のメダルとはならなかったが、大舞台を楽みました。
日本のハードル界の歴史を塗り替えて、世界に挑んだ村竹選手。「メダルを取りに行く」と競合に挑みました。
スタート!
スタート直後に足を当てますが…
すぐに立て直します。(ここがすごい)
最後は激しい競り合いに。
結果は5位。
初の大舞台で確かな手ごたえをつかみました。
走りきった直後の村竹選手の表情。とっても嬉しそう!私も嬉しくなりました!笑顔って人を幸せに
してくれますね!
村竹選手 レース後のインタビュー
「ちょっと、うまく言葉にまとめられないですね」と第一声。
「一番はずっと待ち望んでいた舞台で、この舞台で走れたことが楽しかった。うまく言葉にまとめられない。楽しさもあればメダル取れなかった悔しさもある。いろいろ入り交じっている」と笑顔で語っていました。
そして最後は「こういう舞台を1回経験しただけでも、ものすごい経験値を得られたと思いますし、来年東京で世界陸上あるので、その時は必ずメダルを取りたいと思います」と力強く言い切りました。
村竹ラシッド、表彰状を公開!
オリンピックの「入賞」って、何位までだかご存じですか?8位までなんです。入賞すると、賞状がいただけます。私たちはいつもメダルばかり見させられて、なかなか賞状がどういうものか、見ることができません。
今回、村竹ラシッドさんは5位に入賞されて、なんとその症状をXで見せてくださいました。こちらです。
Paris 2024🇫🇷 13.21 5th
— 村竹ラシッド Rachid Muratake (@rashi2ra__) August 14, 2024
楽しさと悔しさ、両方が込み上げてきたレース。ここに至るまでの挫折や苦楽は決して無駄じゃなかったと、そう思えました。ただ、決してこの結果に満足はしていません。
更に上を目指して、これからも歩んで行きます。
応援ありがとうございました!#Paris2024#TEAMJAPAN pic.twitter.com/jU5jvxVHQP