久しぶり本格派の政財界スキャンダル+サスペンス。第1話から見逃せない場面ばかり。結局怖いのは人なんだと心から思ってしまう、そんなドラマだ。
誰がお父さんを殺したの?
冒頭からショッキングな場面を見ることになった。心臓の弱い人、大丈夫でしたか?
大型トラックがいきなり追突
「実はな、今、調べてることがあって。」道上兼高(渡辺いっけい)は娘の香苗(水川あさみ)に車内から電話をかけていた。その時だった。真横から猛スピードで大型トラックが突っ込んできた。
ガッシャーン!!
え?渡辺いっけいさんはこれで終わりですか?そんなことって?
道上(みちうえ)兼高(渡辺いっけい)が電話をかけていた相手は、娘の道上香苗(水川あさみ)。香苗は娘だ。電話口で父の死に立ち会ってしまった娘。この母娘はどちらも新聞記者。
第3次羽生(はぶ)内閣発足
「第三次羽生(はぶ)内閣が発足しました。今回の人事は女性閣僚や初入閣を増やし、若返り感を打ち出した形だと話しています。」
いったいどこが「若返り感」?
「はい、僕が一人で若返り感を演出しています!」と言わんばかりの清家(せいけ)一郎厚生労働大臣(櫻井翔)、43歳です。
この人は清家の政務秘書官、鈴木俊哉。
鈴木は高校のころから清家と親しく、清家が生徒会長、鈴木が書記。本来ならば、頭が良く大人びていた鈴木が生徒会長になるだろうと誰もが思っていたが、なぜか清家が生徒会長。
そのころから、「トップの顔」は清家にやらせて(だって頭が空っぽだから)、頭のいい鈴木はブレーンとして活躍し、陰ながら清家を支えるフリをして、実は清家を操っている。
というのが、今のところの考察。
いや、これは私だけじゃなくて、道上香苗もそう推測しています!
道上兼高と会う約束をしていた鈴木俊哉
実は、道上は鈴木に取材を申し込んでいて、日時と場所を指定したのが鈴木だった。それで、その日にその場所であんな死に方をしたというわけで。
なら、香苗の父、兼高を殺した(殺す命令を下した)のは鈴木かと思いきや、それは違うようだ。なぜなら…
鈴木俊哉の父の死の謎
兼高の遺留品の中から、貸金庫の鍵が見つかった。貸金庫には、兼高がずっと抱えていた「BG株事件」に関するノートが段ボール一杯に詰め込まれていた。
BGとは、ビッグガリバー。大手企業のビッグガリバーによる政治家への贈収賄事件だが、結局起訴されたのはビッグガリバーの社長、宇野耕助だけだった。
よくある話だよね。結局政治家は誰も逮捕されないってこと。やれやれ…
当時、この事件をスクープしたのは父の兼高だったが、黒幕を突き止めようとしていた矢先、宇野耕助が保釈中に自宅で死亡しているのが見つかった。警察は自殺と断定。結局、事件の真相は闇の中に葬られた。
鈴木俊哉にとって、政治家は憎むべき相手。それなら、その事件の黒幕を暴こうとしていた兼高記者を殺すことはあり得ない。逆に、黒幕を逮捕すべく、協力するだろう。
というわけで、すごーく怪しいと思っていた鈴木俊哉は、兼高を殺した犯人側の人間ではないってこと。
香苗はお母ちゃんと暮らしてる
香苗は離婚しており、今は息子と離れて暮らしている。どんな事情かは分からない。これからわかるだろう。
部屋には、ロッキーという小鳥がいます。(鳥の名前には詳しくなくて、これがインコだかなんなのかわかりません、悪しからず。)
なぜか、この鳥が何回か登場するので、もしかしたらこの鳥が事件のカギを握っているのかもしれません。
鳥が唯一の目撃者とか?犯人を見たら「オマエダ、オマエダ」と鳴くとか?
ロッキーはたぶん、セキセイインコ。なんか、下のセキセイインコに似てません?(違うけど)
ちなみに!セキセイインコだとして、
セキセイインコの飼育に向いている人の特徴は、以下の通りです。
- 鳥飼育初心者の人
- 元気に遊んでいる姿を見たい人
- おしゃべりを覚えさせたい人
セキセイインコって、しゃべるんだ!ってことはやっぱり、セキセイインコが犯人を特定するとか、非常に重要な意味を持っていると確信した! by コナン君
これからもセキセイインコのロッキーに大注目なのだ!
清家の自叙伝「悲願」
清家一郎は、「悲願」と言う自叙伝を出版した。これがベストセラー。顔もいいし、性格もよさそう(実際は分からないが)な若い大臣は、ファンが多いらしい。
43歳で自叙伝とか、早くね?
清家は、高校のころ鈴木君、佐々木君と仲良しでした。鈴木は今秘書官になっていて、佐々木君は後援会長です。
佐々木君はまだ出てきてないけど、誰だろう?出てこなかったりして。
「悲願」には、佐々木君は登場しているのに、なぜか鈴木君は登場していない。なぜだろう?と不思議に思う香苗だった。
この人と僕は親子なんです
この著書の中で清家は、先日亡くなった和田島元官房長官の息子だということを、初めて明かしました。なぜこのタイミングなのかは誰にもわかりません。
ちなみに、この父親は加藤雅也です。
え?加藤雅也さんもこれだけ?まさか写真だけの出演じゃないよね。だとしたら…加藤雅也さんに謝れ!(怒)
え?まさかの加藤雅也ファン?
ていうか、鈴木も清家も、親子関係が面倒くさいよね?苗字も違うし。すでに僕ちんわからなくなってきた…
マトリョーシカの謎
香苗は、「悲願」の著者インタビューとして、清家を訪れた。どこまでも愛想のよい清家。それに対して、敵意と警戒心むき出しの鈴木。
清家に著者インタビュー
ところで、この清家大臣、インタビューに答えるときは、いつもあらかじめ鈴木に「回答文」を書いてもらって、それを暗記している。本当に頭が空っぽなのか。記憶力だけは良いようだが。
ところで、清家の事務所にはマトリョーシカが飾られていた。これが、このドラマのキーパーソンになるのか?
キーパーソンとはちょっと違うような…でも何か秘密が隠されているのかな。この中に秘密の紙が入ってるとか?あ、笑うマトリョーシカだから、いつか笑うかも(怖っ)
番外編:マトリョーシカには種類がある!
鎌倉には、マトリョーシカの専門店があります。正確には、こけしも置いてあるので、店の名前は「こけーしか
」です。このお店にはマトリョーシカがいっぱい置いてあって、全国のマトリョーシカファンが訪れているのです。
ところで、マトリョーシカにはこんなにたくさん種類があるのですよ。(コケーシカさんのHPからお借りしました。)
清家議員の事務所にあるマトリョーシカは、いったい何系でしょうか。そこに秘密が隠されているかもしれません。
「何系」とかはあまり関係ないんじゃないかと思うけど…
道上がマトリョーシカと清家の関係に気づく
話は清家事務所でのインタビューに戻る。事務所に飾ってあるマトリョーシカをじっと見た道上は、とんでもないことを言いだす。
「あの人形、先生のお顔にそっくりですね。」
「そうですか?」「笑った顔が。」
え?そう?
のちに道上は、会社に戻ってから清家のことを「なんかAIと話してるみたい。」とも語っていた。つまり、「清家はマトリョーシカでAI」ということだ。新たな説が誕生した!
香苗、清家から呼び出される
香苗は、突然清家から呼び出され、とある料亭へ向かった。待っていたのは清家一人。
すご!大臣ともなると、店、貸し切り?いくら払うんだろう…
清家は、インタビューで香苗に関心を持ったらしく、いろいろな話をした。香苗も、里親制度の話を持ちだし、日本では親族里親の認知度が低いので、子供が施設に預けられてしまうことが多いこと、もっと国の予算をつけてほしいことなどを話した。
店を去るとき、清家が神妙な顔で香苗に言った。「道上さん、これからも、僕を見ていてくださいね。」
びっくりしたー、コクられるのかと思った。ていうか、キモ
だとしてもまだ早いわよ
店の奥に怪しい人影発見!
二人が話しているのを、店の奥からそっと見ている男。この店の料理長っぽい。
いったい誰だろう。
はい!怪しい男の顔が判明しました。でも、誰だかはまだ分かりません。まさかこのままドラマから退場ってことはないでしょう。
定例記者会見
次の日。鈴木厚生労働大臣の、定例記者会見が始まった。
なんと、昨日香苗が清家に言った「親族里親制度を周知徹底させ、国も全面的に支援します」と宣言してる。
なんなの、この男は。まんまパクってるじゃないですか。本当に頭は空っぽなんだろうか。それとも、一周まわってすごく頭いいとか?
送られてきた論文
香苗に、一通の封筒が送られてきた。差出人はなかった。開けてみると、ヒトラーに関する論文だった。
さらに、論文の執筆者は清家一郎。
論文が本当に清家が書いたものかどうかは、まだわからない。ただ、執筆者はヒトラーの政治手法を称賛している。もし清家が書いたならば、大変な問題になる。
さらに、「エリック・ヤン・ハヌッセン」はヒトラーのブレーンであり、今でいうメンタリストという説がある。ヒトラーを裏で操っていたという重要人物だ。
これを清家が書いたということは、自分はヒトラーであり、ハヌッセンは鈴木であるということ、それを示したいがために、この論文を香苗に送ったのだろうか。
盗まれた書類
香苗に、母から電話があった(香苗は母と同居。母は定食屋さんを経営)。盗みに入られたというのだ。
盗まれたものは、父(兼高)が残してくれたノートだった。全部燃やされてしまった…
あーあ、ノートじゃなくてUSBだったら、実はコピーとってました、とかあるんだけどね。
それ、この間キムタクのドラマで見たやつじゃん。Believeで。
実は、父のノートには、下の二人の名前もビッグガリバーからお金をもらったリストに入っていた。
ということは、香苗の父を殺した犯人は、この二人だということも考えられる。だって、事件が明るみになるのは避けたいから。
この時点で、怪しい人が絞られてきた。まだ早いか…
第1話の怪しい人:まとめ
香苗の父を殺した犯人で、怪しい人をあげてみる。
【第1位】総理大臣の横の外務大臣(顔で選びました)
【第2位】清家一郎(主人公…?まさかね。でも、主人公が犯人だったら相当面白い)
【第3位】料亭で聞き耳をたてていた料理人:まだ彼についての情報は何もないが、もしかしてただの「噂好きの男」という可能性も無きにしも非ず。でも、ヒットマンかもしれないし(誰も撃たれてないけど)、トラックの運ちゃんかもしれない。
【第4位】マトリョーシカ(不気味だから)。でも、ありえなくもない。AIの世の中だから。
わかった!あのマトリョーシカが黒幕のAIで、すべての人間がマトリョーシカに操られているんだ!
何かの見過ぎじゃない?
下の画像は冬季オリンピックロシア大会でスノボ競技に出現した巨大マトリョーシカです。(関係ないけど)
【第5位】鈴木直哉(動機的には無しだけど、一周回ってひねくれすぎてしまった結果)
【番外編】小鳥のロッキー:理由 小鳥なのに出すぎだから
ロッキーと言えば、やっぱりシルベスター・スタローンだよね。(関係ないけど)ロッキー大好き人間なので、たまらず画像を貼りました。
これからも当サイトでは、どこよりも詳しく考察を述べる予定です。