【小泉進次郎】会見:記者(田中龍作氏)の「知的レベルが低い」発言こそレベルが低いのでは?

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2024年9月に入り、いよいよ本格化してきた自民党の総裁選。自民党の総裁になった人が、日本国の総理大臣になってしまうのですから、日本中の注目を浴びるのも無理からぬこと。(いつまで続くかは分からないが)

本日、9月6日に「出馬宣言」をして会見を行ったのは、小泉進次郎氏。記者からの質問で、私が「え?」と思ったものがあったので、この記事では「小泉進次郎の記者会見で投げかけられた驚くべき質問」について考察する。

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目次

「知的レベルの低さで恥をかく」とは?

言っておくが、私は「小泉進次郎」推しではない。どちらかと言えば「石破」推しだが、石破さんも憲法改正を視野に政策を考えているということで、手放しで石破推しを公言するものではない。何しろ、候補者の皆さんの政策が横並びになるまで比べられないし、そもそも私は自民党員ではないので選挙権すら持ち合わせていない。

ところで、記者会見で、フリーランスの記者がこう質問した。


「この先、首相になってG7サミット(先進7カ国首脳会議)に出席したら、知的レベルの低さで恥をかくのではないか。皆さん心配している。国力の低下にならないか」

この質問をしたのは「田中龍作」という人だが、調べても経歴などは分からないままだ。

飲み屋でおしゃべりする程度の内容ではないだろうか?

そもそも、知的レベルが高いとは、どのようなことを言うのだろうか?

トランプ大統領は、知的レベルが高いかと問われれば、私は「低そうだよね」と自信を持って答えるだろう。だが、根拠はない。しいていえば、トランプがテレビを通じて話していることが、いつも「馬鹿な大衆にでもわかるような」内容ということだけだ。

出身大学で知的レベルが決まる?

小泉進次郎は、神奈川県の関東学院大学出身だから、知的レベルが低い?コロンビア大学とも書いてあるが、実のところよくわからない。本当にコロンビア大学を出ているのなら、英語が堪能なはずだが、果たしてどうなのだろうか。私は小泉氏の英語を聞いたことがないので、何とも言えない。

まあ、英語がしゃべれたからと言って、中身が薄ければどうしようもない。日本語で、内容のあるスピーチでもできればよいのだが…それすらよくわからない。

小泉構文は面白がって読んでいたが、あれとて誰かが創作したものをギャグとして読んでいたわけで、彼が総裁になったのだとしたら、嫌でも彼の言葉が耳に入ってこよう。

世の中には、東京大学出身の政治家が多いが、彼に知的さを感じたことはほとんどない。しいて言えば、宮澤喜一ぐらいかな?彼はフランス語ができるのが自慢で、新幹線の中で「Le Monde」(フランスの新聞)を読んでいたが、それも嫌みだなと思っていた。

知的レベルとは、いかなるものだろう?考えれば考えるほど分からない。私の友達にも東大出身が大勢いるが、別に彼らに知的さを感じたことは一度もない。普段の会話ってそういうものだ。

面と向かって「知的レベルが低い」と言うのは下品

何をもって知的と言うのか、正解はないだろう。だが、上品、下品は存在すると思う。

全国民が観ている(だろう)記者会見での質問であろうが、普通のおばさん同士の会話であろうが、相手に面と向かって「あなたの知的レベルは低いから」などと発言するならば、発言した人間は下品である。失礼でもある。

おばさん同士のおしゃべりで相手にそんなことを言おうものなら、あっという間に「あの人は失礼な人」というレッテルがバシっと貼られて、次の日から相手にされないだろう。

せっかく記者会見で質問する機会を得られたのだから、誰もが納得するような素晴らしい質問は考えられないものだろうか。しかもフリーランスの記者の質問は、番記者よりはまともな質問をしてほしいと、視聴者は思っている。

こちらから言わせると、「もっと知的レベルの高い記者はいないの?」と思ってしまう。

元朝日新聞の記者で、今はフリーランスの「佐藤章」さんとか、鮫島タイムスの「鮫島浩」さんは現地に行っていなかったのだろうか。彼ががどんな質問をするのか、あるいはしたのか、知りたいところではある。

想定問答集で予想していた

そもそも、小泉進次郎氏が記者会見をする段階で、想定問答集を誰かが作っているはずである(秘書の誰か)。

おそらくは「小泉進次郎氏の経験不足」について質問されるだろうことは、予想がついていたと思う。記者が質問するべきは、想定質問集に入っていないだろう質問である。

あるいは、答えに窮するような質問である。それが記者の役割ではないだろうか。

フリーランスの皆さん、がんばってください。

番記者の皆さんは、退場くださって結構です。(大手新聞や放送局などのメディアの記者たち)

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