【柔道】永山竜樹、世紀の大誤審?小川直也氏の見解と鈴木桂治監督の抗議!

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2024年パリオリンピック、柔道男子60キロ級の準々決勝、永山竜樹VSガルリゴスの試合の余波が、まだ続いています。本記事では、試合に対する小川直也氏の見解と、試合後に抗議した鈴木桂治監督の声をまとめました。

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目次

永山竜樹の誤審問題について、小川直也氏の見解

永山竜樹の誤審問題について、小川直也氏の見解「抗議する気持ちもわかりますが…」と見解を示しています。どういうことでしょう。早速深堀していきます。

試合はどういう内容だったか?

パリ五輪の柔道競技が27日に始まりました。男子60キロ級の永山竜樹選手(28)は銅メダルを獲得しましたが、試合の審判判定が物議を醸しました。

特に準々決勝では、永山選手は不可解な判定に涙をのみました。寝技でガルリゴス選手に片手絞めを決められた際、主審は「待て」とコールしました。しかし、ガルリゴス選手は技を解かずに絞め続け、永山選手は意識を失いました。この様子を見た主審はガルリゴス選手の一本勝ちを宣告しました。

ガルリゴス、技をかける

審判が「待て」と言ったのに技をかけ続けるガルリゴス

この判定について、SNS上では「待てがかかっているのに、なぜ一本負け」「世紀の大誤審」といった声が多く上がり、「X」では「柔道の審判」がトレンド入りしました。

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あれが今回のジャッジのルールなのでは?

バルセロナ五輪で95キロ超級の銀メダルを獲得した小川直也氏は「みんなが怒っているのは、『待て』がかかっているのに絞め続けられたことです。それは理解できますし、私も納得いかない部分があります。永山選手の抗議する気持ちもわかります。ただ、現在の審判委員はチームで動いており、あれが今回の五輪までのルールに基づいた判断なのでしょう」と述べました。

さらに「厳しい言い方ですが、『待て』がかかって油断した面もあります。私たちの現役時代には、『待て』がかかっても何が起こるかわからないから気を緩めるな、と教えられていました。審判も信用するなと言われていました。『五輪には魔物が潜んでいる』とも言いますし、今もそう指導されているのではないでしょうか」と指摘しました。

また「絞め技で意識を失ってしまうのは良くないです。永山選手も実際に落とされてしまいましたし、試合中何度も同じ体勢に持っていかれました。寝技のシーンはこれが初めてではありませんでした」と、主審の判定が試合の流れに影響された面もあると説明しました。

五輪は、競技人口の減少が続く柔道が大きくアピールできる舞台です。それだけに、小川氏は「審判から説明がほしいです。ただ、このような不可解な判定は柔道ではありがちです。角田選手が金メダルを取って明るい話題がある中、『柔道の審判』が注目されるのは非常に残念です」と締めくくりました。

鈴木桂治監督が審判に抗議

永山竜樹の〝誤審敗退〟 について。試合後、鈴木桂治監督が審判に抗議も…「議論は平行線だった」とのことです。どういうことでしょう?

「落ちた」のは確かだが、その理由は「待て」にある

柔道男子日本代表の鈴木桂治監督は27日(日本時間28日)、パリ五輪の男子60キロ級で永山竜樹選手(28=SBC湘南美容クリニック)が疑惑の判定で準々決勝敗退になったことについて語りました。

敗者復活戦で銅メダルを獲得した永山選手は、準々決勝で昨年の世界選手権覇者フランシスコ・ガルリゴス選手(スペイン)と対戦しました。主審が「待て」とコールした後もガルリゴス選手は技を解かず、永山選手は意識を失いました。

公式記録は片手絞めとなり、納得できない永山選手は畳から降りずに抗議の姿勢を見せましたが、判定は覆りませんでした。鈴木監督もその後、審判に抗議しました。

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最初から平行線だった鈴木監督と審判団との競技

鈴木監督は敗者復活戦までの時間について、「センターの方に質問しましたが、判定が覆ることは少ないだろうと思いました。議論は平行線で、そもそも議論するつもりはなかったです。なので『すまん、俺たちが力不足だった』と永山選手に伝え、『ここでお前の強さを証明してくれ』と言いました。それしか言いようがありませんでした。現状もちゃんと説明し、『覆ることはない』と正直に伝えました」と説明しました。

待ての前に落ちていたかについては、「審判サイドは『落ちたよね』と言いました。僕たちは、落ちたかどうかではなく、『待て』の後の6秒間に絞め続けることが柔道精神にのっとっているかということを問題にしました。その6秒間にその行為をした選手の柔道精神はどうなんですかということを聞きました。それが反則負けにつながるかもしれないからです」と主張しました。

さらに、「審判が待てをかけたのは間違いだったと認めました。待ては間違いだったので、技は継続されていました。もし待てがかかっていなかったら選手はもっと我慢していたでしょう。これが柔道精神にのっとっているかどうか何度も聞きましたが、返事はありませんでした」と語り、議論はかみ合わなかったようです。

永山竜樹選手は畳の上で抗議を続けます。

畳の上での抗議が少しでも問題提起になれば

一方で、永山選手が畳の上で行った抗議については、「残っていたことについて後で厳重注意と言われましたが、選手は抗議する手段が少ないので、悪いとは思いません。柔道家としてふさわしくない行動だったかもしれませんが、問題提起になったならそれでいいと思います。審判が待てをかけたのは間違いで、落ちたからルール通りというふうに終わらせるのは違うと思います」と持論を展開しました。

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