サッカー日本代表に激震が走る。フランス1部リーグのスタッド・ランスで活躍する「イナズマ純也」こと伊東純也選手(31)が、ついに日本代表復帰を果たす見通しとなりました。今年1月に刑事告訴を受け、代表から遠ざかっていた伊東選手ですが、大阪地検の「嫌疑不十分」による不起訴処分が追い風となり、再び青いユニフォームに袖を通す瞬間が近づいています。今、彼の復帰に期待が高まる中、背景にあった驚きの展開とは—。
伊東純也の日本代表復帰が近づく
サッカー日本代表に再び復帰することが近づいているとされるのが、フランス1部リーグのスタッド・ランスに所属するFW伊東純也選手(31)です。彼は「イナズマ純也」としても知られています。9月に行われる北中米3カ国ワールドカップアジア最終予選(5日に中国戦、11日にバーレーン戦)で、日本代表に招集されることが決まったようです。
刑事告訴後の代表未招集
伊東選手は、今年1月に準強制性交などの疑いで刑事告訴され、それ以来、日本代表には呼ばれていませんでした。しかし、大阪地検が8月9日に「嫌疑不十分」として不起訴処分を決定しました。これにより、日本サッカー協会(JFA)に不快感を抱いていた複数のスポンサー企業も、彼の代表復帰を認めたそうです。
佐野海舟の事件が伊東に追い風
実は、7月14日に日本代表の佐野海舟選手(23)が30代の女性に暴行したとして、不同意性交の疑いで逮捕されたことがありました(彼も8月8日に不起訴処分となりました)。この事件があり、伊東選手の問題も再び注目され、代表復帰が遠のくのではと心配されていました。しかし、逆にこの事件が伊東選手にとって追い風となったようです。伊東選手は告訴されたものの、逮捕されておらず、フランスでは普通に試合に出場し、インタビューも受けていました。JFA内でも、佐野選手の事件をきっかけに、「いつまでも伊東選手を代表から外しておくのはどうか」という声が大きくなっていたのです。
代表復帰への障害が取り除かれる
結果的に、嫌疑不十分による不起訴処分が決定打となり、伊東選手の代表復帰を阻むものはなくなりました。来月5日の中国戦では、再び金髪をなびかせて右サイドを駆け抜ける「イナズマ純也」の姿が見られるかもしれません。