イクサガミでは、嵯峨愁二郎(岡田准一)を中心として、蟲毒の参加者が大まかに敵か味方に分かれています。
ただ一人、よく分からない立ち位置の人物が柘植響陣(つげ きょうじん):東出昌大です。
この記事では拓植(東出)ははたして敵なのか味方なのか、あるいは誰かのスパイなのかを深堀りしていきます。
柘植響陣(つげ きょうじん):東出昌大は敵?味方?

エピソード6の最後、柘植は山深い石碑の前である人物を待っています。
のそりのそりと階段を上って柘植の元へ歩いてくるその人物こそ、最強の化け物と恐れられる幻刀斎(げんとうさい)でした。
「殺せへんかったんかい?せっかく場所教えたったのに」
そういい捨てる柘植。
彼が幻刀斎に京八流の3人、三助・四蔵・彩八の居場所を教えたのでした。
なぜ教えたのか?
これまで「味方だ」と愁二郎たちに近づき、様々な策を講じてきたのは、何だったのでしょうか?
柘植は裏切ったふりをしている?

拓植は最後の最後に愁二郎を裏切ったことになっていますが、シーズン2ではまたその立場が180度反転するという見方もあります。
拓植はあくまで「策士」であり、誰の味方でも敵でもない、という考え方もあります。
拓植の登場の仕方は怪しげなものでした。どこまでも信じられない愁二郎たちに、自分は策士であり、蟲毒の主催者を一緒に探るためにお互いに協力しようと持ち掛けます。
怪しみながらもつかず離れずの距離を保ちながら、ともに行動する愁二郎たちと拓植。
拓植はもともと忍者の出で、身のこなしが軽く、速い。頭も切れる。そんな拓植はシーズン2で、さらに幻刀斎を裏切ることになるのでは?という見方もできます。
狭山進之介(さやま しんのすけ)が道連れに

エピソード4で登場する狭山が、途中で愁二郎たちと二手に分かれ、半ば強引に拓植と二人で行動することになります。
エピソード6で拓植と幻刀斎が会う場面で、恐怖の目で拓植を見る狭山の顔が上の画像です。
狭山進之介(さやま しんのすけ・城桧吏)は最弱の男子ですが、エピソード2ではこのまま弱いわけにはいきません。途中で殺されるでしょう。どこかに彼の強みが隠されているはずです。
シーズン2では、拓植の本性が暴かれ、狭山がストーリーの重要な人物として育つことは容易に想像できます。
はたして、拓植の正体は?簡単に「裏切り者」というレッテルを貼るのはやめて、シーズン2を楽しみに待つことにしましょう。
