Netflixシリーズ「イクサガミ」は2025年11月13日(木)世界独占配信(全6話一挙配信)
武士が命をかけて京都から東京まで大金を手にするためにサバイバルゲームに挑む。
ゲームを楽しむ裏の大物たち。ゲームの背後を探る政府。そして武士と呼ばれなくなった落ちぶれた士族の面々。
彼らが繰り広げる息もつかせぬ展開は、ハラハラドキドキの連続。
登場人物が多く、人間関係や組織も複雑なので見ている途中で混乱すること必須。
今回は人物相関図をグループごとにまとめています。(主催者側と政府系の相関図はこちらからご覧ください。)
なお、ネタバレは各人物の「ネタバレ」のタブを押していただくと見られるようになっています。ネタバレしたくない人は絶対に押さないで(クリックしないで)ください。
蟲毒に参加する人々の相関図

この中で、シーズン1で死んだかもしれない人:
菊臣右京(きくおみ うきょう):玉木宏
安藤神兵衛(あんどう じんべえ):山田孝之
この二人は死んだとされているが、まさかの展開が今後待っているかもしれない。
蟲毒(こどく)参加者の人物紹介
蟲毒とは、今でいうサバイバルゲーム。命をかけて最後の一人になるまで殺しあうという弱肉強食の世界。
嵯峨愁二郎(さが しゅうじろう): 岡田准一

よみがえる、伝説の人斬り。
かつて「人斬り刻舟」と呼ばれた剣の達人。
コレラに罹患した妻子のため金が必要となり、蠱毒に参加する。
香月双葉(かつき ふたば):藤崎ゆみあ

292人中、最弱。
参加者で最も幼く、非力な少女。
コレラに罹患した母を救うため、賞金目当てで蠱毒に参加する。
集合場所の天龍寺で一人立っている双葉を見て、愁二郎(しゅうじろう・岡田准一)は自分の死んだ娘・りんを思い出し、彼女を守るために行動を共にする。
ネタバレ
まだ子供で弱いが、そのまっすぐな気持ちが時として人を救う不思議な力がある。祭りで内務省から保護されるはずだったが、大久保利通(首相)の暗殺でとん挫し、嵯峨愁二郎とともに東京へ向かうこととなる。
香月を演じる藤崎ゆみあを「芦田愛菜」だと思って3話ぐらいまで観ている人が多い。確かに雰囲気は似ていなくもないが、二人並ぶと違いがわかる。
衣笠彩八(きぬがさ いろは):清原果耶

剣しか知らぬ、女。
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義妹。
女だからという理由で剣の道に生きられず、苦しみながら生きてきた。
ネタバレ
幻刀斎(げんとうさい・阿部寛)から逃げるために、祭りで愁二郎(しゅうじろう・岡田准一)たちと離れるが、京七流の兄妹・化野四蔵(あだしの しくら・早乙女太一)、祇園三助(ぎおんさんすけ・遠藤雄弥)と出会う。幻刀斎は兄妹がそろわないと倒せないと知り、兄妹を探す旅にでる。)
柘植響陣(つげ きょうじん):東出昌大

神出鬼没の、策士。
頭がキレる、神出鬼没な男。
陽気な口調とは裏腹に、考えが読めず、他の参加者と違った行動を取る。
ネタバレ
最終話の最後で、「なんだ、殺せへんかったんか、せっかく場所を教えてやったのに」と迎えた相手は幻刀斎(げんとうさい)だった。この男は誰の味方なのか?シーズン2への続きとなる。
東出は日頃から山にこもって生活しているため、なぜかこの野性味あふれる演技は最初からなじんでいるようだ。ドラマの中で鹿の肉をさばくようなシーンがあったならば、彼は代役なしで淡々とこなし、皆の度肝を抜いただろう。
菊臣右京(きくおみ うきょう):玉木宏

誇り高き、美しき剣豪。
「公家の守護神」と言われた元武士。
戦の時代が終わり、名誉も財産も失った菊臣家の誇りを取り戻すため、蠱毒に参加する。

ここからネタばれ
。
最後まで出演するだろうと思ったこの大物俳俳優は、なんと貫地谷無骨(伊藤英明)との戦いで死んでしまう。これはショックだった。シーズン2でまさかの復帰を期待したい。
カムイコチャ:染谷将太

アイヌの神が与えた才能。
どんな矢も百発百中で命中させる、弓の名人。
故郷のアイヌで奪われた土地を買い戻すため、賞金目当てで蠱毒に参加する。
ネタバレ
シーズン1の最後は岡崎の宿。この宿に一番でたどり着いたのがカムイコチャだ。ずっと一人で行動しているが、まだ本当の目的は見えてこない。
貫地谷無骨(かんじや ぶこつ):伊藤英明

欲しいのは、金より血。
戦いこそが生きがいの戦闘狂。
敵も味方も構わず斬ることから「乱切り無骨」の異名を持ち、ただ強者との戦いを求めている。
ネタバレ
エピソード1の戦いで生き残ったのが嵯峨愁二郎(岡田准一)と貫地谷無骨(かんじや ぶこつ・伊藤英明)だ。刀の時代は終わったと説かれるが、最後の最後まで愁二郎をライバルとみなしてきた。最後は壮絶な最期をとげる。
化野四蔵(あだしの しくら):早乙女太一

宿命に、決着をつけろ。
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義弟。
散り散りになった兄妹を探し、宿敵を倒すため蠱毒に参加。
祇園三助(ぎおん さんすけ):遠藤雄弥

兄弟愛は、力だ。
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義弟。
今は車夫をしており、妻と息子がいる。四蔵(化野四蔵・あだしの しくら:早乙女太一)とともに蠱毒に参加。
ネタバレ
いろは(清原果耶)、化野四蔵(あだしの しくら:早乙女太一)とともに兄妹を探す旅に出る。目的はただひとつ、宿敵の幻刀斎(げんとうさい・阿部寛)を兄妹の力で倒すためだ。兄妹は嵯峨愁二郎(岡田准一)と蹴上甚六(けあげ じんろく:岡崎体育)だ。
蹴上甚六(けあげ じんろく):岡崎体育

我が道を行け。
秘伝の「京八流」を受け継ぐ八兄妹の一人で、愁二郎の義弟。
マイペースな性格で、単独行動を取っているようだがその目的は不明。
ネタバレ
蟲毒に参加しているかどうかは、最後まで不明。ほぼセリフなし。今後大いに存在感を増していくだろう。
狭山進之介(さやま しんのすけ):城桧吏(じょう かいり)

持つものは、運のみ。
戦闘経験のない、気弱な青年。
父の店がコレラの流行で経営困難になり、借金を代わりに返すために蠱毒に参加。
ネタバレ
エピソード4からの出演。偶然愁二郎(しゅうじろう)たちと出会い、拾われるが、父の店を助けたいという強い思い意外に何ひとつ取り柄のない弱い男。途中から柘植響陣(つげ きょうじん:東出昌大)と二人で行動するが、この先どのような役割を担うのかは謎でしかない。
立花雷蔵(たちばな らいぞう):一ノ瀬ワタル

命をもぎ取る、怪力。
巨大な武器を操る、巨躯の男。
その桁外れのパワーから生まれる攻撃で、他の参加者たちを圧倒する。
ここからネタバレ
エピソード1の最後のほうで背中を刺されて死ぬ。(最後は群衆にもみくちゃにされていたが、たぶん死んだはず)
立川孝右衛門(たてかわ こうえもん)松浦祐也

旧加賀藩士。蟲毒の始まり、京都の天龍寺で集合しているときに愁二郎(岡田准一)の横に立っている。金欲しさのゆえに参加した。
ネタバレ
この男が出たときはすでに死亡フラグが立っていたが、驚くべきことにすぐには死なない。のちのエピソードに出てくるが…その時に自分の木札を狂ったように手で引っ張って、ゲーム違反で殺される。
安藤神兵衛(あんどう じんべえ):山田孝之

最速の、潜入捜査官。
京都府庁第四課に所属する警察官。蠱毒を止めるべく、参加者として潜入する。
「疾風の安神」と呼ばれるほどのスピードと剣の腕を持つ。
ここからネタバレ
エピソード1で、最初に寺に武士たちが集結し、二宮からゲームの説明を受けているときに突如登場。無謀にも襲い掛かっていくが、処刑人にあっという間に殺される。ネットでは「山田孝之の無駄遣い」と評されている。だが本当に死んだのか?首をはねられた場面はあったが、山田孝之があれだけで終わるとはとても思えない。今後に期待したい。
岡部幻刀斎(おかべ げんとうさい):阿部寛

京七流の義兄弟を次々に殺しにくる恐るべき剣士。なぜここまで宿敵となるのか、詳細は分かっていない。この男を倒さないと、京七流の兄妹たちは前に進むこともできない。
ネタバレ
最後に背中を負傷したすきに3人に逃げられる。京七流の兄妹たちとの最後の戦いは、シーズン2に持ち越しだ。京都の天龍寺に出現したときは「誰だあの強いじいさんは?」と思うだけで、阿部寛とはなかなか気づかなかった。(何しろ白髪の化け物で、顔が出たのはエピソード6になってからだ。)
天明刀弥(てんみょう とうや):横浜流星

“最狂”の剣士と言われる。シーズン1の最後の最後に登場するが、狂人の度合いは貫地谷無骨(かんじや ぶこつ:伊藤英明)をもしのぐ。人を殺すのが趣味のような男。
ネタバレ
狂人の貫地谷無骨(かんじや ぶこつ・伊藤英明)がようやく死んだと思ったがまた別の狂人が出てきたので、今後の展開がハラハラドキドキすることは必須だ。横浜流星は大河ドラマ「べらぼう」でまさにべらぼうに良い役として出演したので、落差についていくことができない。
嵯峨愁二郎(さが しゅうじろう・ 岡田准一)の家族
当時、流行り病(はやりやまい)のコレラ(劇中ではコロリ)により、庶民は金もなく食べ物もなく、バタバタと死んでいくのみだった。
愁二郎の妻・嵯峨志乃(さが しの):吉岡里帆

人斬りが、最も愛した妻。
愁二郎の妻。コレラに罹患したが療養のための金がなく、命の危機にある。
愁二郎の帰りを待っている。

愁二郎の娘・りん

りんはコレラ(コロリ)にかかり、貧しさの中で弱りながら死んでいった。
愁二郎の息子・十也(とうや)

まだ幼いが母と姉(りん)の看病をしている。とうやがコレラにかかる確率は高く、そのためにも愁二郎は金を持って一刻も早く帰らねばならない。

