お笑いタレントのフワちゃんが8月4日の深夜にX(旧ツイッター)で謝罪文を投稿しました。彼女は「言っちゃいけないことを言って、傷つけてしまいました」とツイートし、直接謝罪すると書いていましたが、フワちゃんをよく見ている人間から見ると「またやっちゃった」という気持ちで、あきれるしかありません。
では、フワちゃんが何をしてしまったのか、解説していきます。
追記:こちらの記事でも書いたことですが、やはりフワちゃんの裏垢は無いとのことです。禁止されたアカウント(そんなのがあったんですね)以外は、本人のアカウントひとつだけのようです。つまり、フワちゃんは「悪気はないけど、なんでそんなに大騒ぎするの?」程度の気持ちで書いてしまったということでしょう。
それにしても、裏垢がないとの発表はフワちゃんの所属事務所の発表ですが、どこの事務所でしょうね。とっくにワタナベエンターテインメントはクビになっていますから、YouTubeを配信するどこかの事務所でしょうか。
まず最初にやす子の投稿から発覚
最初に気づいたのは、お笑いタレントのやす子の投稿でした。
やす子は8月2日に「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」とXに投稿しました。すると、フワちゃんが暴言を交えたコメントをしたとされるスクリーンショットがSNS上で出回りました。
この投稿は現在削除されており、確認できません。ですが、スクリーンショットしたものを掲載します。
いったい何を指しているのか分かりませんが、あまりにも無礼というか、無神経なフワちゃんの投稿に、SNSは騒然となりました。
「とっても悲しい」とやす子がひと言
やす子は8月4日午後11時に「とっても悲しい」とXに投稿しました。
その直後にフワちゃんが謝罪文を投稿しましたが、時すでに遅しです。
いずれにせよ、一度SNSに投稿してしまうと、有名人の場合、すぐに削除しても誰かがスクショしているものですね。投稿は「世界中に自分の言葉を発信する」ことですから、すぐに拡散されることは当然でしょう。
この一連の騒動により、「フワちゃん」はXのトレンド入りし、様々な反応が寄せられています。中にはフワちゃんのアカウント乗っ取りを疑う声や、謝罪を評価する声など、多岐にわたる意見が飛び交っています。
フワちゃん、なんでこんな投稿をしたのか?その理由
フワちゃんは、以前からこのような問題発言、問題行動で周囲に迷惑をかけてきました。そのせいで、テレビへの出演が最近少なくなってきたように感じます。
やす子はその逆で、毎日どこかしらの局に出ています。もはや引っ張りだこといってもよいでしょう。今年は24時間テレビのマラソンランナーにも抜擢されました。
日テレには多くの批判がありますし、マラソンにも「猛暑の中で走るなんてどうかしてる」「ただの偽善」など様々な声が上がっていますが、多かれ少なかれ、あの時間にマラソンを見ている人は少なくないでしょう(特に武道館に帰ってくる瞬間)。あれは毎年恒例のお祭りのような感覚です。
ですので、やす子が走ればまた人気もうなぎ上りになるでしょう。
フワちゃんは、自分とやす子の差がどんどん大きくなることが不満であり、面白くない。だから、やす子を傷つけるような投稿をしてしまった。
フワちゃんにとって、何の気なしの投稿だったのですが、やす子を傷つけるだけでなく、自分も大炎上してしまったというわけです。
フワちゃんは、表向きは謝罪をしていますが、本音として「何がいけないんだろ」くらいに思っているのではないでしょうか。
フワちゃんは前からこうだった
フワちゃんを知らない人もいるかもしれません。テレビを観ない人は全然知らないでしょうね。でも、CMでは意外と出演しています。
今回のことで、SNSでは「YouTubeから出てきた楽しくて面白い人なのに」という声を見ましたが、そう思っている人は多いんだろうなと思いました。
でも、それは間違いなんです。フワちゃんはもともと「ワタナベエンターテインメント」という大手事務所に所属してタレント活動をしていたのです。
ですが、当時から問題の多いタレントでした。
- 先輩のタレントさんたちに敬語を使わず、初対面でもため口で、相手を怒らせる
- 先輩のタレントさんを呼び捨てにする
- 先輩タレントの楽屋に挨拶に行かない
- そもそもまともな挨拶ができない
- 注意されるとふてくされるか、「さーせん」だけ言う
- 遅刻の常習犯。注意されると「さーせん」だけ言う
- 自分のおならの音をSNSで流し、非難が殺到
などなど、例を挙げればきりがないほどです。
なんでそんな人になってしまったんだろう
マネージャーがいくら注意しても、言葉遣いを直そうとしても、まったく無駄だったということです。
フワちゃんは、この人もことも「美川憲一」とテレビで呼び捨てにしました。番組の制作者もどうかと思います。面白いからその場面を使うわけで、まずいと思ったらカットすればよいのです。番組も自分で自分の首を絞めることになります。
ついには、ワタナベエンターテインメントの社長にまでため口で話し、まったく自分の行為を反省したいないことに社長が怒り、クビになったのです。
ユーチューバーになって大人気!
事務所をクビになったフワちゃんは、YouTubeで配信を始めました。ですから、フワちゃんは最初からユーチューバーだったわけではないのです。
フワちゃんをYouTubeで初めて知った人も多かったのでしょう。フワちゃんの自由奔放な言動を「面白い」と思うファンも多く、現在の登録者数は100万人を突破しています。YouTubeとフワちゃんの相性は良かったんですね。
あまりにも人気になったので、テレビではフワちゃんを使うようになりました。しかし、フワちゃん自身は全く変わっていませんでした。フワちゃんは良い意味でも悪い意味でも、フワちゃんとして生きています。
その言動は、やはり今でも物議をかもしています。テレビ番組で先輩を呼び捨てにすることも直ってはいません。最初は面白いと思っていた視聴者も、今では「女性の嫌いなタレント」ナンバーワンに輝くという不名誉な実績も積んでいます。
視聴者から嫌われると、スポンサーは一番嫌がりますからね。番組はスポンサーの顔色だけを見ていますから、テレビからフワちゃんがまた消える日も近いのではないかと思います。
今回のXへの投稿は、フワちゃんという人を表すほんの一面にすぎません。裏垢(本人とは別のアカウント)と間違えたのでは?というSNSの声もありましたが、私は別に間違えたのではないと思います。普通に、悪気もなくああいう投稿をしてしまったのではないでしょうか。
せっかく強烈なキャラクターを持っているのですから、それを良い面として活かして、やっぱり人に対する礼儀やリスペクトは欠かさないようにするべきです。いつまでも面白キャラのフワちゃんを、テレビで観たいものです。
芸能界は、一般社会よりもずっと、先輩後輩の上下関係が厳しい世界です。この世界で生きていくならば、きっちりと学んでほしいなと思いました。
以前に、フワちゃんの問題行動を書いた記事がありますので、ぜひお読みください。
最新の追記:フワちゃんが謝罪しましたが後の祭りのようです。オールナイトニッポン(彼女がパーソナリティ)も急遽休止になりました。いよいよヤバい状況になっているフワちゃんの続報です。