フジテレビの港浩一社長の記者会見が「ひどすぎる」ということで、大手スポンサーが続々とCMの差し替え・差し止めをしています。
この記事では、フジテレビからCMの出稿を止めた企業名を公表していきます。
フジテレビからCMを撤退させた企業名一覧
最新情報:1月21日現在
- 日本生命
- トヨタ自動車
- アフラック生命
- 明治安田生命
- なないろ生命
- はなさく生命
- 住友生命
- 東京海上日動
- 花王
- 資生堂
- セブン-イレブン
- 日本マクドナルド
- サッポロビール
- アサヒグループ
- JR東日本
- ダイハツ
- スズキ
- マツダ
- ホンダ
- 三菱自動車
- スバル
- 第一生命保険
- ローソン
- ユニ・チャーム
- ヤクルト本社
- 日本コカ・コーラ
- アリナミン製薬
- KDDI
- 大東建託
- イオン
- 第一三共ヘルスケア
- コスモエネルギーホールディングス
- INPEX
- 東京電力
- 楽天グループ
- 不二家
- ウェルスナビ
- 住友不動産
- ライオン
- キリン
- 三井不動産
- 三菱地所
- ロッテ
フジテレビの1か月のCMスポンサーは約150社。現在、そのうちの3分の1の企業がCMを取りやめたとのことです。
すごいスピードで各社がCMから撤退
タレントの不祥事を受けてCMを取りやめるというニュースはたびたび見ますが、スポンサー企業も様子を見ながら少しずつ撤退、という状況が多いようです。
ですが、今回はスポンサーが今まで見たこともないほどのスピードで撤退を始めています。
まず、日本生命が会見の当日に、はやくもCMの差し替え(ACジャパン)を決めています。
続いて、明治安田生命、アフラック生命がCの差し替えを発表しました。
トヨタ自動車の撤退が大きかった
フジテレビの会見で隠ぺい体質が明らかになり、今回の問題を真剣に調査するつもりがないことが分かった時点で、スポンサーは続々と「こりゃダメだ」とCM撤退を決めました。
特に、グローバルな超巨大企業「トヨタ自動車」の撤退を受けて、他の企業も続々と撤退を表明しました。
トヨタは世界中でCM展開をしており、その額年間1000億円とも言われています。
トヨタの姿勢は、すべての企業の方向性を決めることになります。つまり、トヨタがCMから撤退するなら「うちの企業も撤退する」と、続々と撤退を表明する状況になりました。
撤退しないスポンサーの不買運動が起きる可能性
多くの企業がフジテレビから自社CMを続々と撤退させる中、まだCMを継続している企業もたくさん存在しているのは確かです。
SNSでは、「フジテレビからCMを撤退できないということは、その企業はフジテレビの性被害問題を黙認しているということ」という声が圧倒的に多くなっています。
企業がCMをフジテレビで流し続けることは、その企業の消費者の信頼を損ねることになり、最終的に不買運動が起きる可能性も十分あります。
任天堂はフジテレビのスポンサーを続行する予定!どうなりますかね。
ACジャパンて一体何?
ACジャパンはどのような団体ですか? 公益社団法人ACジャパンは、全国の企業や団体、一般個人の方から寄せられた会費のみで運営されている民間のボランティア団体です。 政府や公的な機関が運営や助成をしている団体ではなく、もちろん、税金も使われていません。
ACジャパンを誤解されている人も多いようですが、単なる「ボランティア団体」ぐらいの位置づけの団体ですね。もちろん、CMを制作するのにお金がかかりますから、名だたる企業が出資していますが、彼らの意思決定が反映されることはなく、どこかの企業に有利なこともありません。
企業はCMを半年分くらい前払いしています。何らかの事情でCMをやめたいと思ったら、局側に「ACジャパンのCMに差し替えてくれ」と申し入れをします。
ACジャパンのCMは、本来流すはずだったCMがいきなり無くなったときの「穴埋め」のために、普段から何パターンか作られており、それを放映しているのです。
企業には、先払いしたお金が返金されることはありませんが、それでも自社CMを流したくない、というその企業の姿勢が表れています。
4月からの新番組でCMはどうなる?
現在ACジャパンのCMが流れていても、すでにスポンサーからお金が市は割られているので、フジテレビとしては痛くもかゆくもありません。
ですが、4月からの番組編成で企業からスポンサー契約をとれるかどうかは、未知数です。
フジテレビの上層部がごっそりと退任し(もちろんフジサンケイグループの日枝久も)、新しい幹部が知恵を合わせてフジテレビを刷新していく姿勢を示せば、スポンサーは戻ってくるでしょうね。
しかし、フジテレビが「調査中」を合言葉に何も動かなければ、スポンサーは戻ってこないでしょう。
そうなると、フジテレビは潰れます。
この先も見過ごせない状況が続きます。
フジテレビのCM撤退企業については、分かり次第どんどん追加していきます。