ドラマ【3000万】7話 あらすじ 黒幕の女役は清水美砂!ついに坂本が…

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宅配便を装って佐々木家を訪れた長田は、出てきた祐子に「警察に言うと子どもをさらう」と脅す。祐子はあわてて部屋に戻るが、時すでに遅し。義光は3000万を取ったことを、奥島に告白してしまっていた。

どうする佐々木家。純一を守れるか?警察の捜査はどこまで進んでるか?犯罪組織は再編成するのだろうか。

今回も目が離せない物語になる。

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目次

プロローグ

湖にいるところを見つかったソラは、長田と坂本に廃屋に連れてこられていた。手足を縛られている。そばには大津と坂本がいる。大津は電話で上司から「始末しろ」と言われている。

殺しが嫌な大津は、坂本に「お前に任せる」と指示を出し、その場を去る。

坂本は頭のいい男だ。殺人と引き換えに自分に何が残るかぐらい、分かっている。わりに合わない仕事はやらない主義だ。坂本はソラを車で人気のない場所へ連れていき、「消えろ」と言って放り出した。

行き場所のないソラは、佐々木家へ逃げてきた。

奥島のビンタ

義光は、リビングで奥島と向き合っていた。義光が奥島に打ち明けたのは、以下のような内容だ。

事故のとき、自分が金を見つけて持ち帰ってしまった。このことは、祐子も純一も知らず、自分ひとりでやったことだ。病院でソラと取引をし、ソラを家にかくまったが、ソラが金を持ち逃げした。

義光が話したのはそこまでのようだ。

警察に行こうと奥島が言うと、義光は驚いたように「え、でもソラに金は返したわけですし、奥島さんとボクとの関係、親子みたいなもので、今回は見逃してくれませんか?」

奥島はこれまで我慢していた気持ちを抑えきれず、義光に強烈なビンタを浴びせた。

「この男、まだ分からないのか」と。息子のように思ってきた義光に対し、情けない気持ちでいっぱいだったのだろう。

奥島はタクシーで義光を警察へ連れていった。

義光、取り調べを受ける

警察に行って取り調べを受ける義光。だが、奥島はもう警察官ではない。取り調べ室に入ることもできず、事件の状況を聞き出すこともできなかった。

取り調べ室では、野崎が義光を取り調べていた。ソラの家にパスポートを取りに行ったのは祐子ではないかと聞かれ、義光は「なんのことですか?」と答えた。確かに、義光は祐子がソラの実家に行ったことを知らなかった。

なかなか口を割らない義光に、野崎は「お願いします、助けてください」と言う。

「自分がソラの病室を離れたばかりに、ソラは逃げた。おそらくソラはもうこの世にいないだろう。こんなことになってしまって、後悔している。ソラもあの時私たちに助けを求めていたのだろう」

ソラが生きていることを知っている義光は、唖然とした。そうか、警察はまだあまり分かっていないんだ。義光はますます口を堅く閉ざしてしまった。

野崎は焦っていた。なぜ義光は口を割らないのだろう。だが、彼女もまた本当のことが分かっていなかったのだ。自分の「泣き落とし」作戦が失敗に終わったことを。

一方、佐々木家の見張りを長田にまかせ、坂本はある場所へ向かった。

家宅捜索

義光が警察と共に戻ってきた。警察による、佐々木家の家宅捜索が始まった。

佐々木家からソラの指紋が検出され、義光の言っていたことが証明された。ソラはとうに逃げていた。

ソラは逃げるとき、「この組織のトップを一瞬見たことがある。おばさんだった」と祐子に話していた。

坂本 vs 末次

坂本が向かった場所は、かけ子のリーダーの末次に指定された地下駐車場だった。

末次は、「これからは自分が大津の代わりになる」と坂本に告げた。坂本が「この仕事をもう辞める」と言うと、「絶対に辞められない」と言い放つ。

結局、力と力の勝負になるが、この場合「力」は上下関係で決まる。この前までかけ子のリーダーだった末次が、今は坂本のボスになったことに、坂本はどうしても納得がいかなかった。

ソラを殺せとまで言われ、結局上は責任を取らず、汚れ仕事はいつも自分ばかり。しかも、組織を辞めたくても辞められない。

駐車場を出るフリをしながら、坂本は末次の車の後を追った。

末次は公園でヨガのレッスンに参加したり、ベンチに座って本を読んだりして、なかなかしっぽを出さなかった。

そんなとき、長田から坂本へ電話がかかってきた。「すぐに来てください」

作戦会議

佐々木家に集合した、坂本、長田、ソラ。そこに祐子も加え、ソラがある提案をする。

自分たちでトップを探しだし、金も奪い、組織を壊滅状態に追い込むというものだ。このままでは自分たちも終わる。そのためには、組織を上からつぶすしかなかった。

祐子の一番の願いは、純一を守ること。そして、組織にある自分のデータを消すこと。その2点だった。

坂本がふと思いついたように、自分のスマホを見せる。「この中に、トップの女がいるか?」

ソラは何枚か見た後、「いた!この女!」と、一枚の写真を指さした。

ただ、この女を探すには人数が足りない。すると祐子が「かけ子たちを動員してはどうかしら?」と提案する。

坂本が「彼らへの見返りは?」と言うが、祐子と顔を見合わせ、ハッと思いつく。「組織からの解放だ。それが見返りだ。」

犯罪組織のトップの女役を演じているのは清水美砂さんです。久しぶりに見たので、すぐに思い出せなかった。

清水美砂さん

かけ子総動員

かけ子たちの思いは同じだった。最初は金が欲しくて手を出してしまった犯罪だが、今は全員が後悔している。抜けられない組織から解放されたい一心で、彼らはいろいろな場所で見張りを続けた。トップの女を捜すのだ。

ついに、一人のかけ子が女を発見した。それからは、かけ子から次々に情報が坂本のスマホに入ってくる。

女の職場は三つ田税務署。住んでいるマンションまで特定できた。女の名前は穂波悦子

女の名前、職業、住所が分かった。あとは実行に移すのみだ。坂本は動き始めた。

明日が決行の日

ソラが佐々木家を訪れ、祐子に紙袋を渡す。中に入っているものは、祐子が明日使う洋服らしい。

「仕込みは終わったって、坂本が。詳しいことはまた明日」と言って、ソラはあわただしく去っていった。

夫婦喧嘩と仲直り

警察から「とりあえず」釈放された義光は、また祐子と言い合いになった。

祐子は「仕方がない。あなたと結婚するって決めたのは私だし。自業自得だ」

自業自得と聞いて、ショックを受ける義光。祐子は言ってはならないひと言を発してしまったのだ。

言い過ぎたと反省した祐子は、夜に「ごめんなさい」と謝る。その様子を見た純一が「また喧嘩してるの?」と問う。

その時、家の電気が消えて真っ暗になった。驚いた3人だったが、祐子がすぐに気が付いた。電気代の督促状が来ていたが、払い忘れていたのだった。

3人は、キャンドルをともしてリビングに座った。

「そう言えば、前にもこんなことあったな。俺たち、学習しねえな」と笑う義光と祐子。「純一が大人になったら、オレたちのこと、どう思うんだろうな」

純一も笑っていた。キャンドルの灯りが、闇に包まれた佐々木家を明るくともしていた。希望の光のようだった。

家族の絆が取り戻せた、そんな夜になった。

一本の電話

夜、警察署に一本の電話がかかってきた。野崎が電話に出る。

一方、坂本にも電話がかかってきた。「坂本さん!助けて!オレ、殺される!」

坂本は大急ぎで駐車場へ向かった。ここに長田がいるはずだ。坂本は車を停めて外に出る。長田はどこだ?

また電話だ。電話は末次からだった。「坂本さん、電話をかけたのはオレですよ。ははは、あなた、気を付けたほうがいい。オレオレ詐欺に引っかかりますよ」

立ちすくむ坂本の目の前に、車が停まった。坂本をはさむように、もう一台車が停まる。

中から降りてきたのは野崎だった。「あなた、売られちゃったみたいね」

坂本は強盗事件の容疑者として逮捕された。

坂本は捕まった。次の日、組織のトップに近づいて計画を実行する日だというのに。

祐子たち、どうする?

来週は最終回だ。まだ終わってほしくない!

最終回予告をXで公開しているが、バックで流れているピアノ曲がショパンの「別れの曲」。祐子とソラの別れを言っているのだろうか。それとも…

ようやく純一が親を許してくれた様子なので、佐々木家にまた笑顔が戻ってくる日を願うばかり。そして、組織の面々(長田、坂本、大津、ソラ)にも自分の人生を歩む希望をもたらしてほしい。

特に義光は、奥島さんをこれ以上失望させないように、正しい人生を歩んでほしいと思う。

最後に、祐子。池に落ちた蒲池(赤松)が沈んでいればアウト、どこかに生きていればセーフだ。落ちていれば殺人罪にも問われてしまう。私は最終回に、蒲池がひょこっと顔を出してくれることを願う。

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