ミコトの恋人「関谷聡史(せきやさとし)」はどんな役?
ドラマ「アンナチュラル」で福士誠治が演じた「関谷聡史(せきや さとし)」は、主人公の三澄ミコト(石原さとみ)の恋人役として登場します。関谷はミコトと3年間付き合っています。
ある日、聡史はお互いの両親にそれぞれ紹介しようとミコトに言います。もちろん、その先には「結婚」の二文字が浮かび上がっていたことでしょう。
聡史から居酒屋で「あの話、考えてくれた?」と言われたときの、ミコトの表情は嬉しそうです。
「今度、おつきあいしている人を家に連れてくるから」と、ミコトは家族に伝えます。少しとまどった後、母(薬師丸ひろ子)は大喜びでミコトをハグします。
ですが、弟は「どんな男?その人、お姉ちゃんのこと、本当に知ってるの?」といぶかしげに聞きます。ミコトにはまだ聡史に打ち明けていない過去がありました。
聡史の両親に初めてお会いすることになった日、大きな事件がUDIで持ち上がり、約束の時間に遅れてしまいます。すでに聡史の両親は帰った後でした。
聡史は残念そうな顔をして、ミコトに向き合います。
「ただの待ち合わせなら、いくらでも待つ。でも、今日ぐらいはこっちを優先してほしかった」
さらに聡史は続けます。
「君とは3年間付き合ったけど、なぜか距離があるように感じていた。3年付き合ってもミコトのこと知らない気がする。これって何だろうな。こんなんでオレたち、家族になれるの?」
聡はその言葉を最後に立ち去りました。
聡史を演じる福士誠治
「アンナチュラル」の関谷聡史は、優しい性格でミコトを支えるパートナーです。しかし、ミコトが仕事に集中しすぎるあまり、聡史との関係が疎遠になり、それが破局の原因の一つとなります。
この出来事は、ミコトが仕事とプライベートのバランスに悩む姿を浮き彫りにし、物語全体のテーマにも影響を与えています。
いつの世の中でも、ワークライフバランスって大事ですよね
以下は、福士誠治のプロフィールです
名前 | 福士誠治(ふくし せいじ) |
生年月日 | 1983年6月3日 |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
職業 | 俳優 |
デビュー年 | 2001年(CMデビュー)、2002年(ドラマデビュー) |
代表作 | ロング・ラブレター 漂流教室 |
身長 | 178cm |
特技 | けん玉(2段) |
趣味 | ギター、ピアノ、スポーツ全般 |
彼のキャリアで大きな転機となったのは、2006年のNHK朝ドラ「純情きらり」で、ヒロインの相手役・松井達彦を演じたことです。また、フジテレビの人気ドラマ「のだめカンタービレ」で、オーボエ奏者の黒木泰則役を演じ、幅広い視聴者に知られるようになりました。
2018年には、今回の記事になっているドラマ「アンナチュラル」に出演し、主人公・三澄ミコト(石原さとみ)の恋人である関谷聡史役を演じました。劇中では、ミコトとの破局が描かれ、物語の重要な転機となっています。
舞台でも活躍しており、2015年には「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」でエース役を演じるなど、時代劇から現代劇、ミュージカルまで幅広い役柄をこなす実力派俳優として評価されています。
また、プライベートでは、過去に女優の比嘉愛未との交際が報じられ、話題となりました。
福士誠治の話題作は?
福士誠治の他の代表作として、以下の作品が挙げられます。
「純情きらり」(2006年、NHK)
- NHK連続テレビ小説で、ヒロイン桜子の相手役・松井達彦を演じました。この役で広く注目を集めました。
「のだめカンタービレ」(2006年、フジテレビ)
- 黒木泰則役として出演し、主人公・野田恵に一目惚れするオーボエ奏者を演じました。この作品で一躍知名度を上げました。
「オトコマエ!」(2008年、NHK)
- NHKの時代劇で、藤堂逸馬役として主演を務めました。この作品は続編も制作されました。
「アンナチュラル」(2018年、TBS)
- 三澄ミコト(石原さとみ)の恋人・関谷聡史役として出演しました。劇中でのミコトとの関係が、物語の重要な部分を担っています。
「ハンチョウ〜警視庁安積班〜」(2012年、TBS)
- 小池竜也役として出演し、警察ドラマの中で存在感を示しました。つきあっていると噂のあった比嘉愛実さんとはこのドラマで共演していたんですね。
舞台でも活躍する福士誠治
NHKの連続テレビ小説や大河ドラマ、話題の映画など、多くの作品で活躍してきた福士誠治さん。俳優デビューから約23年が経ち、人気俳優として常にオファーが絶えませんが、その一方で特に力を注いできたのが舞台です。
「この公演をやり遂げれば、俳優として新たな世界が見えるはず…」と決意を固め、40代を迎えた福士さんが挑んだのが舞台『インヘリタンス-継承-』です。2024年3月2日に大阪・森ノ宮ピロティホールで初日を迎え、大成功を収めました。この舞台は、前編3時間、後編3時間という長時間の公演でしたが、福士さんは見事に主役を務め上げ、多くの賞賛の声が寄せられています。今後のさらなる活躍が期待されています。