『海のはじまり』第4話(フジテレビ系、毎週月曜午後9時~9時54分放送)に、俳優の山崎樹範が出演しました。
この記事では、カメラ屋の店長役の新田と、その役を演じた山崎樹範について深堀していきます。
ドラマ【海のはじまり】ざっくりと、どんな話?
この作品は、『silent』の脚本家・生方美久、演出家・風間太樹、プロデューサー・村瀬健が再集結し、親子の愛をテーマに人と人との間に生まれる愛と家族の物語を丁寧に描いた完全オリジナルドラマです。
主人公の月岡夏(目黒蓮)は、7年前に別れた元恋人・南雲水季(古川琴音)の葬儀で、自分と血のつながる少女・海(泉谷星奈)の存在を知ります。元恋人が自分の知らないところで子供を産み育てていたという衝撃的な事実に直面した夏は、喪失感や自責の念、後悔、葛藤、愛情など様々な感情と向き合いながら、恋人の弥生(有村架純)や周りの大切な人々との関係、自分の進むべき道を模索していきます。
カメラ屋の店主として登場した山崎樹範
7月22日放送の第4話で山崎樹範が演じるのは、夏が写真の現像に訪れる写真店の店主・新田良彦です。新田は現像技術に優れていますが、夏の写真を見て「彼女かわいいね」などと余計なコメントをするお茶目なキャラクター。夏にとって新田の写真店は心休まる場所であり、二人のコミカルなやり取りにも注目です。
具体的に見ていきましょう。まず、夏がカメラ屋を訪ねます。夏はフィルムカメラでの撮影にこだわっています。おそらく、水希との想い出にこだわっているのだと思います。いまどき、フィルムカメラって珍しいですもんね。
カメラ屋を訪れる夏。表情が、なぜか喜んでいます。店長とは昔からの顔なじみのようですね。
店主の新田は、夏が入ってくるとすぐに写真の袋を取り出します。わかってるんですね、もう、顔も名前も。
写真見ないでくださいよ
新田:やっぱカワイイよね、彼女。もうちょっと撮るペースあげてよ。彼女の写真、楽しみにしてんだから、こっちは。
夏:勝手に見ないでもらえますかって、いつも言ってるの、聞いてますか?
笑いながら、夏は答える。
新田:プロとして、責任があるからさ、ちゃんとできてるかなって。今日も彼女カワイイかなって。
夏は少し照れて、いやーまいったなあ、という表情。こんな夏の表情、なかなかないですよね。新田とは心を許せる仲って感じでしょうか。
新田:あの女の子誰よ?ちっちゃい子。
夏:かわいい、ですよね。
新田:うん。かわいい。どっちも。
夏:ありがとうございます。
他愛もない会話でしたが、重い雰囲気のシーンが多い中、唯一こちらも癒される場面でしたね。
ところで、夏はフィルムカメラにこだわりがあるので、カメラにまつわる場面がこれからもあるでしょう。ということは、カメラ屋も新田も、また登場すると思われます。
愉快な新田がまた出てくれることを期待しています。
目黒連と山崎樹範の間柄とは?
山崎樹範はこれまで『天体観測』、『Dr.コトー診療所』、『電車男』、『プロポーズ大作戦』、『ラスト・フレンズ』、『不毛地帯』、『蜜の味~A Taste Of Honey~』など多くのフジテレビドラマに出演しており、最近では『silent』で主人公の恩師役を演じ、目黒蓮との共演はその時以来2年ぶりとなります。
山崎樹範はコメントで、「『silent』以来の再会で、また目黒君と芝居ができるのが本当にうれしいです。しかし、撮影初日は緊張で寝られずに現場に入りましたが、目黒君の優しい笑顔に励まされ、『ただいま』と心から思えました。この作品に参加できたことを誇りに思います」と語りました。
プロデューサーの山崎に対する期待
プロデューサーの村瀬健は、「山崎樹範さんが『silent』に続いて出演してくれることになり、スタッフ一同大変喜んでいます。特に目黒蓮さんが最も喜んでくれました。山崎さんが演じる新田は、夏が撮影した写真を現像する写真店の店主で、今後の物語において重要な役割を担うキャラクターです。やましげさんの柔らかな物腰にだまされず、注目していただければと思います」とコメントしています。
「やましげさんの柔らかな物腰にだまされず」とは、どういう意味でしょう?ますます今後の展開が楽しみになってきましたね。
【海のはじまり】第4話のカメラ屋の店長(山崎樹範)まとめ
第4話の後半部分に、夏がカメラ屋に行く場面で登場したのが、カメラ屋の店長新田。その役を演じているのは、ドラマsilent以来の目黒連の競演となる山崎樹範さんです。
フィルムカメラにこだわり続ける夏は、水希との想い出を消し去ることはできないのでしょう。
夏とつきあいの古い新田とのやり取りは、思わずクスっと笑ってしまいます。いや、今後は笑う部分だけではなく、もっと意味深なシーンもありそうです。二度目の競演となる目黒連との意気もピッタリです。
これからも新田店長、山崎樹範さんの登場を期待しましょう!