2025年夏の甲子園大会を目前に控え、高校野球界に激震が走っています。広島の名門校であり、高校野球の強豪として名高い広陵高校野球部で、深刻ないじめ・暴行事件が発覚しました。
この問題が表面化したのはSNS上のタレコミ投稿とChange.orgでの署名活動から。インスタグラムでは、暴行内容の詳細が投稿され、ネット上では怒りと疑問の声が広がり続けています。
広陵高校野球部でのいじめ暴行事件詳細
インスタにて暴行内容が詳細に語られています。
【問題】【独自】【タレコミ】
2025年 広陵高校野球部いじめ事案
1月20日(月)
被害部員BとAがBの部屋でカップ麺を飲食。加害者1が注意し、Bに1,000円で衣類購入を依頼(口止め料か)。
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1月21日(火)22時頃、加害者3、1、4がBを呼び、加害者3が「ラーメンおいしかった?」と問い蹴る。加害者3がバットで威嚇、加害者1が口頭注意、加害者5が暴行。
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1月22日(水)朝、加害者5がBに「便器や性器を舐めろ」と要求。Bが拒否し靴箱を舐めると言うと終了。
夜21時50分、加害者5の部屋でBが正座させられ蹴られる。Aも暴行を受ける。加害者6、7、5、後に8、4が暴行、4はビンタ。Bが腹を守ると「手は後ろ」と強制、蹴り継続。
主将9と加害者1がBを連れ出し、9がビンタと蹴り。加害者1は暴行不参加。
広陵高校の初戦は旭川志峯戦…しかし試合自体が揺らぐ事態に?


広陵高校は第107回全国高校野球選手権大会において、第3日第4試合(午後6時45分開始)で旭川志峯(しほう)(北北海道)と対戦することが決定しています。
しかし、暴力・金銭要求・性的侮辱を含む悪質ないじめ内容が事実であれば、出場辞退や高野連による処分が検討される可能性があります。
問題が発覚した以上、「まさかこのまま出場するのか?」という世論の声が日を追うごとに強まっています。
【告発内容】これは“いじめ”ではなく“事件”では?

SNSで公開された内容によると、
- 被害者に対し「便器や性器を舐めろ」と強要
- 正座させて蹴る、ビンタなどの複数回に渡る集団暴行
- 加害者は9名で、主将やレギュラーも関与
- 暴行と並行して金銭要求・脅迫のような言動
といった、到底“いじめ”のレベルでは済まされない内容が告発されています。
しかもこれらの加害者の多くが現在も甲子園メンバーとしてエントリーしているとされ、野球ファンだけでなく一般市民からも「納得がいかない」との声が上がっています。
Change.orgで署名活動も
事件の深刻さに鑑み、署名サイトChange.orgでは「出場辞退と真相公開」を求める署名活動も始動。数千件単位で賛同が集まりつつあり、事態の注目度は日増しに高まっています。
署名活動では、以下のような意見が寄せられています。
「甲子園に行くべきは、暴力を隠蔽したチームではない」
SNSの声
「被害者を守らず出場させる指導陣にも責任がある」
「公正さを欠いた試合に感動は生まれない」
高野連の対応は? 代替出場は可能か?
今回のような事件が事実であれば、高野連が黙っているとは考えにくいです。しかし、甲子園の開幕は8月5日(翌日)。準備や大会進行の都合上、広島大会の準優勝校が急遽出場するのは現実的ではないとの見方もあります。
このまま試合が行われれば、被害者・加害者・相手校すべてに大きな心理的影響が及びます。仮に出場辞退となれば旭川志峯が不戦勝となり、1試合分の経験を失うことにもなりかねません。
中井監督のコメントと世間の温度差


これが火に油を注ぐ形となり、「監督やコーチは知っていたのでは?」「隠蔽体質なのでは?」といった批判が相次いでいます。
いじめを受けた被害者の部員の母が慟哭の告白
野球部内でいじめ(暴行)を受けた野球部員が母にその旨を伝え、その母はXで伝え聞いたことをそのまま投稿しています。以下がその内容になります。
息子は、 ます監督に会いにいった。
カップラーメンについて叱責された。
そして
監督 「お前嘘はつくなよ、
お前の両親もどうかしてるな
俺なら帰って来ても家に入れんがの〜」
監督「高野連に報告した方がいいんか?」
息子「はい」
監督 「2年生の対外試合なくなってもいいんか?」
息子「、 ダメだと思います」
監督 「じゃあどうすんや」
息子「、、、 出さない方がいいと思います」
監督 「他人事みたいに言うんじゃの~ じゃあなんて
言うんじゃ」
息子が言葉に詰まったら、、、
監督 「出されては困りますやろ」
息子「はい」
恫喝である。
監督はこの件をなかった事にしようとしている
しかもコーチ3人も同席
息子は衝撃を受けた
とうとうXの一番目立つところに広陵高校問題が!辞退必須か

大手メディアや放送局が今のところだんまりを決め込んでいるようです。何に忖度しているのか、何にビビっているのかは分かりません。
報道することで、すでに始まっている高校野球に水を差すことへの影響力の大きさを肌で感じているのかもしれません。
しかし、報道は真実を国民の目に晒すことが本来の仕事です。何かに忖度したり、何かにおびえたり、上の意向に従うことをしていては、正義を追及することはできるはずがありません。
大手が黙っていても、すでにSNSでは火が付いたように拡大し続けています。
手を出した野球部員の名前一覧
下が、公開された「手を出した野球部員名」になります。画像では分かりにくいので、その下にテキストで表示しました。

手を出した=お腹を蹴る殴る
※手を出した名前4人=榊原 古屋敷、草島、世古口
※手を出した+ピンタ2人=空、吉村
手は出していない3人= 白髪、 坂下、大澤、大下、田中
11人
今後どうなるのか?
高野連・学校側・報道機関がこの問題をどう扱うのか。「時間がない」ことを理由に曖昧にしてはならない問題です。
甲子園という全国の注目を集める舞台に、暴力行為の当事者たちが何事もなかったかのように出場してよいのか――。
今こそ私たち一人ひとりがこの問題に関心を持ち、声を上げる必要があるのではないでしょうか。