かつて“腰パン騒動”や「チッ、うるせえな」「反省してまーす」発言で物議を醸した元オリンピック・スノーボード日本代表の国母和宏さんが、X(旧Twitter)で話題になっています。
なんと、参院選への投票を呼びかける投稿を発信し、注目を集めているのです。
投票呼びかけも“国母節”健在!

投稿はインスタグラムのストーリーズでも行われ、冒頭から【選挙に行こう】とストレートにメッセージ。
続けて、
「自分の人生だ、自分の選択、子供、未来へいい日本を残そう。若い奴らみんな声あげろ。今より楽しい社会にしよう」
国母和宏
と熱く訴えます。さらに、歯に衣着せぬスタイルも健在で、
「クソな政治家の肥やしの為に俺らが苦労するのおかしいだろ」
国母和宏
「誰の為にか分からん高い税金払って、日本の美味しい米食えなくなるなんて誰が考えたっておかしいだろ」
「ふざけんな石破」
と、名指しでの不満もぶちまけています。
「チッ、うるせえな」からの成長に称賛の声

2010年のバンクーバー冬季五輪。出発時に日本代表の公式ユニフォームを着崩した“腰パンスタイル”で現れた国母選手は、服装に対する批判が集中。

記者会見では舌打ちしながら「反省してまーす」と気だるく応じ、その態度は大バッシングを浴びました。
あの事件から15年。
今や国母さんは3人の子を持つ父親となり、かつて「政治なんて興味ない」と言っていた彼が、未来や若者のことを考えて自らの言葉で投票を呼びかける姿には、変化と成長を感じざるを得ません。
SNS上でも、
- 「昔は尖ってたけど今は真っ当な人生を歩んでるんだな」
- 「父になって若者の将来を思いやれるようになったのがすごい」
- 「“反省してまーす”の子が、選挙を語るようになるとは」
といった、感慨深い声が相次いでいます。
“らしさ”を失わず、公に発信する勇気
もちろん、言葉遣いは丁寧とは言えません。でも、それが国母和宏という人間の「らしさ」。
以前なら「面倒くせえ」「どうでもいい」と無関心だったであろう政治というテーマに対し、今は自分の考えを持ち、リスクを背負ってでも発言する勇気を見せています。
あの頃の自分に向かって問いかけているのかもしれませんね。
「選挙に行こう」──
かつては反抗的だった国母選手の口から、こんなまっすぐな言葉が出てくる日が来るなんて。時の流れとともに、人は変わるものですね。
そして、私たちにできることは国母選手の言うとおり「選挙に行く」ことです。