百田尚樹「大阪の女は9割ブス」発言が炎上!女性蔑視か、意図的な戦略か?

当ページのリンクには広告が含まれています。
スポンサーリンク

2025年7月12日、日本保守党代表の百田尚樹氏が北海道・北広島駅前で行った街頭演説において、「大阪の女性は10人中9人ブス」と発言。SNSでは瞬く間に拡散され、「ルッキズム(外見差別)だ」「女性蔑視だ」といった批判が殺到しました。

しかもこの発言、単なる一度の“失言”ではなく、同日中に何度も繰り返されていたことが報じられています。なぜ今このような発言をしたのか?真意は何だったのか?この記事では、発言の背景や文脈、世論の反応、さらには百田氏の過去の“炎上歴”を踏まえながら、多角的に掘り下げていきます。

目次

問題の発言内容

演説中、百田氏は通行人の女性に「綺麗なお姉さん。ありがとう」と声をかけた後、以下のように続けました。

「札幌はね、美人率が高い!大阪なんか歩いとったらね、10人中9人ブスですよ。もうね、街宣してても、だんだん嫌になってくるねん」

百田尚樹

さらに、

「不思議なことにね、手振ってくれる子はたいがい美人なんですよ」

百田尚樹

という“理論”まで展開。札幌を褒める流れで大阪を貶すという、地域間での外見比較に発展しました。

自分の顔を鏡で見てから言ってみろ

スポンサーリンク

令和の時代に「ブス」は通用しない

かつては“芸人のネタ”として聞き流されることもあった容姿いじり。しかし現代社会では「ルッキズム=外見による差別」として、公共の場での発言は厳しく問われます。

百田氏は政党の代表、つまり“公人”。選挙の最中にこのような発言を繰り返したことは、倫理的にも政治的にも大きな問題です。もはや軽口や冗談では済まされない時代です。

古代の人なのね、さようなら

スポンサーリンク

発言の真意とは?考えられる3つの可能性

百田氏の発言に意図的なものがあるのでしょうか?戦略的なものがあるとしたら、見事失敗でしょうね。とりあえず、百田氏の戦略があるとすればどんなものでしょうか。

地域対立をあえて煽る“戦略発言”?

百田氏は、「大阪より札幌の方が美人が多い」と明言し、地元民のプライドをくすぐるような言い回しをしています。これは一種の“政治的ごますり”とも言える手法で、聴衆の気を引く意図があった可能性も。

しかし、こうした対立構造を作るやり方は、感情的な反発も招きやすく、政治家としては諸刃の剣です。

炎上狙いの「話題作り」?

百田氏は過去にも数々の“炎上発言”で注目を浴びてきました。今回の発言も、メディアやSNSでの拡散を前提に「話題になれば勝ち」という“炎上商法”の一環とも読み取れます。

確かに名前は売れますが、その代償として支持層の信頼を失う可能性もあるリスキーな手法です。

単なる“本音”が出ただけ?

最もリアルな見方がこれでしょう。百田氏自身が「本音を言うタイプ」として知られており、日常的に持っている価値観がそのまま言葉として出てしまったという可能性が高いです。

だとすれば、それは“失言”ではなく、“思想”の表れ。公人としての資質そのものが問われることになります。

いつも思ってることなんでしょ。調子に乗ってるだけ

スポンサーリンク

実際の聴衆の反応は?笑い声の意味

現場からは「笑い声が起こった」との報道もありましたが、それが本当に“好意的な笑い”だったかは不明です。日本では苦笑いや“とりあえず笑っておく”という文化もあるため、発言の正当化にはなりません。

また、多くの通行人が政治的目的ではなく野球観戦のために訪れていたという背景を考えると、「不意打ちで嫌な発言を聞かされた」と感じた人も少なくないでしょう。

女性はみんな不愉快に思うわね。男性は笑う人も多いかも。男女の意識の差は大きい

スポンサーリンク

SNSの反応は?批判と擁護の声

批判派の声

  • 「ルッキズムを公の場で言うとか時代錯誤」
  • 「女性票を完全に捨てたのか?」
  • 「大阪に住んでる人間を何だと思ってるんだ」

特に女性層や若者層からの怒りの声が多く、X(旧Twitter)では「#百田尚樹」「#女性蔑視」がトレンド入りしました。

一部擁護派の声

  • 「言葉狩りが過剰」
  • 「冗談を冗談として受け取れ」
  • 「これくらい言える政治家の方が面白い」

ただし、擁護の声はごく一部で、大半は批判一色となっています。

スポンサーリンク

過去にも数々の問題発言あり

百田氏はこれまでにも以下のような“過激発言”を繰り返してきました。

  • 2024年11月:「30過ぎたら子宮摘出」発言(少子化対策の“SF”と称す)
  • 2024年10月:鳥取県を「人口少ないくせに総理出すな」と差別発言
  • 2024年2月:女性議員に対する不適切な言動

発言のたびに「冗談」「文脈を切り取られた」と弁明するものの、繰り返されるたびに信頼性は下がっていきます。

スポンサーリンク

本当に問題なのは「品格」と「差別意識」

政治家は政策だけでなく、人間性も評価されます。どれだけ経済政策や安全保障で有能であっても、人権や平等への感覚がズレていれば、多くの人々にとって「支持できない存在」になります。

百田氏の発言は、単に“口が悪い”という話ではありません。“他者を貶めて場を盛り上げる”という構造自体が、現代社会では許容されないのです。

スポンサーリンク

まとめ:この炎上は何を示しているのか?

今回の「大阪女性はブス」発言を通じて改めて見えてきたのは、政治家の言葉の重みと、差別的な価値観がいかに有権者から拒絶されるかという現実です。

令和の社会では、「冗談だった」「昔はこうだった」という言い訳は通用しません。政治家が本当に評価されるべきは、政策と同時に、人権意識や思いやり、そして言葉の品格なのです。

炎上は一過性でも、発言の“本質”は記憶に残ります。果たして百田氏と日本保守党はこの逆風をどう乗り越えるのでしょうか。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次