最近、K-POPファンやネットユーザーの間で大きな話題となったのが、「ENHYPEN(エンハイプン)」の公式グッズに関連するある“地図問題”です。
グローバルに活躍するBTSの弟分として知られるENHYPEN。その公式グッズ「EN-CONNECT」DVDに付属していた“PASSPORT”デザイン内の世界地図から日本が削除されていたとして、多くの日本のファンの間で炎上しました。
現在は事務所が謝罪し、修正済みとのことですが、なぜこのような問題が発生したのでしょうか?
なぜ日本がなかったのか?──原因は「フリー素材」の使用

ENHYPEN側の公式見解によると、問題の地図は「pixabay」というフリー素材サイトからダウンロードしたイラストを元にしたものだったとのこと。
デザイン担当者が「World map」で検索し、その中から1つを選んだ結果、たまたま日本列島が存在しない地図を使用してしまったという説明です。
確かに、無料素材の中には精度の低いものも多く、中には日本がなかったり、逆に韓国が削除されている地図も存在します。意図せずトラブルの火種となることもあるため、本来であれば事前チェックが必須です。

日本では「エンハイプン」て読むの?



そうみたいよ。韓国では「エナイプン」て読むんだって
単なる「ミス」か、それとも「意図的」か?


しかし、ネット上ではこんな声も多く見られました。
- 「日本人メンバー(ニキ)もいるのに、なぜ日本を消す?」
- 「これまでにも、韓国関連の地図トラブルがあった」
- 「わざとじゃないの?」
というのも、過去にも韓国のアーティストやイベントで同様の問題が起きているからです。
たとえば…
- 東方神起のMVで世界地図から日本が削除され、事務所が謝罪
- 平昌オリンピック公式サイトで日本列島が地図から消されていた
こうした“前例”があるため、今回の件を単なるミスとして受け入れづらいという心理も理解できます。
政治的思惑はあったのか?


「韓国は日本のことが嫌いだから?」
「反日的な意図があったのでは?」
といった疑問の声も聞こえてきますが、今回に関してはあくまでデザイン担当者のミスであり、グループや事務所の公式な意図ではないというのが現時点での説明です。
K-POP業界において日本は非常に重要なマーケット。特にENHYPENは日本人メンバー・ニキを擁し、日本でも積極的に活動しています。そんな中で、あえて“日本を削除”するような行動はリスクしかなく、現実的には考えにくいでしょう。
それでも、なぜ繰り返されるのか?
こうした「地図から日本が消される問題」はなぜ繰り返されるのでしょうか。
一つは、フリー素材や外注先への過度な依存。コスト削減やスピード重視の中で、チェック体制が甘くなっているケースが多いようです。
そしてもう一つは、背景にある文化的・歴史的な認識の違いです。韓国社会には、反日感情が一部に根強く残っているのも事実。個人やクリエイターの思想が、作品やデザインに無意識のうちに反映されてしまうこともあるのかもしれません。



私、韓国ドラマ大好きだから、韓国大好きよ。韓国人も日本好きになってほしいな~
今回の教訓は
今回の件は、K-POPファンにとって残念な出来事でした。ですが、同時に**「フリー素材の危険性」と「日韓の微妙な感情の交差」**を改めて浮き彫りにしたケースでもあります。
事務所側が迅速に対応し、修正と謝罪を行った点は評価できますが、今後はこのようなことが二度と起こらないように、国際的な感覚を持ったチェック体制の構築が必要です。
ENHYPENはこれからも世界を舞台に活躍するグローバルグループ。だからこそ、「デザインひとつ」にも、より一層の配慮が求められるのかもしれません。