中居正広の性加害問題に端を発したフジテレビの第三者委員会の報告書が公開されました。
300ページにも及ぶ報告書の中身は、非常に丁寧に聞き込みをしていますが、謎の部分もあります。
この記事では、報告書を読んだだけでは分からない「中居君の無実」を検証します。
中居君の「無実」説
2025年3月31日は、フジテレビの第三者委員会の報告書が発表された日でした。
報告書では、中居正広の性加害が断定されていました。
しかし、4月になって、中居君の性加害を疑うような情報が、Xに投稿されました。以下になります。
画像を拡大して文字がぼやけてしまったので、読みにくい方のために、画像の下にテキストで記しておきます。

中居氏の部屋へ一人で言った理由は、会社の愚痴や悩み相談を聞いてほしかったから、というのは本当ですか?
中居氏の力でなんとかしてもらおうと思ったのですか?
二人きりで中居の部屋で鍋を食べて、あなたはかなり酔っぱらって吐いたうえに、その処理を中居にさせて、彼は迷惑だったようですよ。
そんな状態で、帰ったのは翌朝なのですね。
報告書に退室した日付が明記されない理由が分かりました。
性暴力であれば婦人科に行くはずが、翌日消化器内科を受診したことも合点がいきます。
妙に食べ物の匂いとか食べ物がフラッシュバックするなど、食べ物の発言が多いと思っていましたが、ただの二日酔いじゃないですか。
驚くべき内容ですが、妙にしっくりくる感じがするのも否めません。
上の画像は、インスタグラムのものでしょう。
憶測ですが、渡辺渚さんのインスタグラムへの投稿で、渚さんが削除する前に、誰かがスクショしたものではないでしょうか。
あるいは、コメントした本人が、削除されることを予測して、自らスクショしたものとも考えられます。
投稿は本物か?
上の投稿は、インスタグラムのスクショをXに貼り付けたものです。
投稿日は4月13日となっています。もしも上記の内容が本当ならば、なぜ第三者委員会に報告しなかったのでしょうか?
おそらく、投稿者本人にも第三者委員会からの聞き取り調査はあったはずです。
ですが、それこそ「できない」のでしょうね。
世間を見れば分かりますが、日本では、内部告発をした人間は間違いなく干されます。
干されるどころか、その後はどの企業も雇ってくれず、人生を棒に振ることになります。
日本はそういう体質です。フジテレビの体質以前に、日本の体質ってそういう陰湿な部分があります。
内部告発者を守る法律は、ほぼ無政府状態です。兵庫県の例を見ても分かるでしょう。
もしも、報道されていることと違うことを知っていたとしても、おそらくこの投稿者(たぶん女性)は、とても一人で告発する勇気など持ち合わせていません。
最悪の場合も考えなければなりません。(身の危険など)
インスタに投稿しただけでも、勇気のある行動だったと思います。
雨の日の真実とは
今回、第三者委員会が問題にしたのは、
・中居正広の性加害問題
・フジテレビの経営体質
の2点でした。
フジテレビの経営体質が「女性蔑視」の上に立っているのは周知の事実なので、この記事では省きます。
30代、40代の新しい考え方の男性たちが、フジテレビを根本から変えることができれば、スポンサーは戻ってくるでしょうし、テレビ局は存続するでしょう。6月の株主総会が山場です。
この記事で問題にしたいのは、中居正広の性加害トラブルです。
結局のところ、性加害とは「行為の際に同意があったかどうか」の一点に尽きます。それ以外はどうでもいいんです。
どんなプレイをしたとか、野菜のスティックがどうとか、首を絞めたとか、いろいろな人がいろいろ言っているようですが、そんなのはすべて憶測で、たとえどんなプレイをしようが、趣味の世界なので勝手にやればいいという話です。
ですが、行為そのものを「同意があったか、なかったか」が、性犯罪に関わるかどうかの大事な部分です。
そこがすごく難しいわけで、知っているのは当人の二人だけです。その時、密室でどうだったのか、二人しか分からないのです。
男性が「同意があった」と言っている。
女性が「無理矢理された」と言っている。
こういう場合は、どうしても男性が不利になります。
Black Box Diariesという映画を制作した、性加害の被害者(とされている)伊藤詩織さんも、刑事裁判では負け、民事裁判では勝ちました。
伊藤さんのケースを書くと長くなるのでやめておきますが、彼女も泥酔してホテルの部屋で吐きまくったと、相手の男性が証言しています。
もしも渡邊渚さんが中居正広を訴えたならば、同じ結果になったかもしれません。
報告書では、「Aさん(渚さんのこと)が中居氏の部屋に入ってから出てくるまでのこと」には一切触れていません。
つまりは、何があったかは書かれていないのです。
もちろん、第三者委員会の弁護士は中居氏とAさんそれぞれに、その時のことをヒヤリングしていますが、二人が本当のことを言っているかどうかは分かりません。
第三者委員会は裁くのが目的ではありませんから、ヒヤリングは任意で行われますし、言いたくないことは言わないでしょう。
「雨の日に何があったのか」は、すべてが憶測にすぎないのです。
中居氏とB氏とのメールの内容
報告書では、中居氏とB氏(中嶋優一氏)のスマホを復元し、やり取りを復元することに成功しました。
その内容を読む限りでは、「男は本当にくだらないな」と言う内容で、まあ、幼稚だし、卑劣だし、気持ち悪いけれど、それほどの犯罪性もなく、「こういうもんだろう」と女は分かっています。
中居氏は渚さんと二人きりになるために、いろいろ画策をしています。
メールを読めばそれが分かりやすいほど分かるので、笑えるほどです。
ですが、中居氏と中嶋氏が特別なわけではなく、男は女を誘いたいとき、どうしたらよいかを懸命に考えますし、くだらない工作もします。それは、大学生とて同じです。
大人の女は、そんなことは百も承知ですから、適当にうまくあしらったり、嫌われないようにすり抜けたりする術を学んでいきます。
渡邊渚さんも、そんなことは分かっていたはずなので、「断れなかった」「先日の食事会の延長だと思った」「誘いを断ったら仕事が来ないのではと思った」
などと言うのは、体のいい言い訳にすぎませんし、女性からは「恥ずかしいことを言っている」と思われます。
自分を守りたいなら、行くべきではないですし、それで外されるような仕事なら、それでもいいと思わなければなりません。
おそらく、フジテレビの女性アナウンサーたちは、代々、そのような経験を大なり小なりしてきているはずです。
受けるか受けないかは、その人次第です。
なんとしても仕事を取りたいなら、男性の誘いを渋々でも(いやいやながらでも)受けるでしょうし、
そこまでして仕事を取りたいと思わない女性は、誘いを断って、仕事から干されたことでしょう。
そのような歴史の上に、テレビ局は成り立っているのです。
渡辺渚さんも、社会人ですから、仕事を取った上で、一人で中居の家に行く選択をしたわけです。
これが、拉致だったら別次元の話になりますが、彼女は自分の足で自ら訪問したわけですから、責めるべきは自分でしょう。
中居氏が何歳であろうと、男には下心があり、それはある意味当たり前のことなので、「それは想像すらしませんでした」は、大人の女性には通らないのです。
これは、男性が言うと非常に非難され、反発を受けますから、男性で彼女をとがめるような発言をする人はあまりいません。(少数いますが、非常に勇気のある男性です)
私は女性ですから、はっきり言うことができます。女性は、もっと自分を守るすべを身につけなければなりませんし、後からどうのこうの言っても、結局は自分の選んだ道が間違っていた、公開後に立たず、ということなのです。
中居さんは「同意があった」
週刊文春で2024年の12月に第一報が報道されましたが、最初のころに、以下のような報道があったことを、皆さん忘れているのではないでしょうか。

事件性がない、とはどういうことでしょうか。
中居さんも、もう誰も信じてくれないからと、抗うことをしなかったのでしょうか。
中居正広氏が何をしたのかは知る由もありませんが、アイドルとして、すべてを晒すのはプライドが許さなかったのだと思います。
私の疑問は、まだあります。例えば、
・渡辺渚は、入院しているとき、中居氏とショートメールでやり取りをしていた。もしも暴力的に性被害を被ったのなら、その相手とそのあとも連絡を取り続けることなど、できるのだろうか。
・渡辺渚は、入院や治療の費用を払ってほしいと中居正広に頼んでいた。しかし、中居氏が100万円をB氏を通して渡したとき、それを受け取らず、拒否したので、B氏がまた中居氏に戻した。入院費を請求しておきながら、お金を受け取らなかったのはなぜだろう。もっと欲しかったからなのだろうか。
・もしも同意なく行為に及ばれたならば、その直後に婦人科へ飛んでいき、膣洗浄を行ったはず。婦人科へ行った話が出てこないのはなぜだろう。彼の性加害を裏付ける証拠にもなるので、報告書に盛り込んでもよかったのだが、全く触れられていない。
・中居氏はなぜ多額の示談金を払ったのだろうか。本当に中居氏が払ったのだろうか。払ったのはフジテレビという可能性も捨てきれない。
などなど、まだ謎の部分は多いのですが、私は中居君のファンでもありませんし、渡辺渚が嘘をついていると言っているわけでもありません。
あくまでも、いろいろ考えた結果、客観的に、女性として検証したことを記事にしました。
世の中、中居君や中嶋優一などに大バッシングが起きている中、こんな内容の記事を書くと壮大なクレームが来るかもしれませんが、別に誰を誹謗中傷しているわけでもなく、言論の自由としてお許しいただければ幸いです。
ここまで長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。