ドラマ【3000万】第5話までの考察:佐々木家に奥島が迫る・かけ子は再開?

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NHK土曜ドラマ「3000万」。これほど面白いドラマは観たことないぐらい、面白すぎて土曜日になるのが待ち遠しい。

全8回なので、あと3回で終わると思うと悲しいくらいだ。ずっと観ていたい。少なくとも、韓国ドラマみたいに36回ぐらいはやってほしいな。なんでやらないんだろう、NHKならできるはず。日本のドラマって、長くても10回ぐらいで終わっちゃう。面白いのに。

まだ5回までしか観ていないし、あと2時間もすれば第6回が始まってしまうんだけれども、どうしても考察を書かずにはいられない。

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目次

奥島刑事、義光を疑う

奥島刑事は、息子が義光とバンドを組んでいたこともあり、佐々木家には全面的な信頼を置いていた。

だから、まさか佐々木夫婦が3000万を隠し持っているとは夢にも思わないだろう。だが、ほんの少しだけ疑い始めてしまった。

相棒の野崎刑事が「佐々木夫婦がお金を見つけたとか」と疑ってかかっており、最初は奥島も「まさか」と思っていたのだが、あらためて二人が佐々木家を訪問し、純一に再度「事故のとき、何か見なかったか」と尋ねた。その時、純一は少し黙り、両親をチラ見して、目に涙をいっぱい貯めながら「何も見ませんでした」と証言した。

佐々木家を後にするとき、奥島は純一が何か隠していることを気づいてしまったのだ。

奥島はついに退職の日を迎えたが、野崎に本当の気持ちを隠したまま、警察署を後にした。

第6回の予告では、ついに奥島が義光に向かって「義光君だよね?」と問い詰めている場面がある。あれは、何を聞いているのだろうか。

おそらく、ソラが入院しているときに防犯カメラに映った義光を観て、トイレにお札をばらまいたのは「義光君だよね?」と聞いているのではないだろうか。

そして、その奥には「あのお金はどうしたの?もしかして、3000万から使ったのでは?」と思っているのではないだろうか。

佐々木家のことは大好きだから、信じられない気持ちが強い奥島。だが、経験豊かな刑事は、自分の考える先にいるのがどうしても佐々木家であることに気づいてしまった。

奥島の気持ちはどれほど悲しいことだろう。

警察も、60歳になったからと言って、退職させなくてもいいのに。もしかして、65歳まて働いていたのだろうか。だとしても、まだまだ現役で働けるし、何よりも手掛ている犯罪があるのだから、まだ奥島さんに働いてもらえばいいのに。まったく公務員というのは融通が効かない。

もぬけの殻になった「かけ子」のアジトはどうなる?

大津が捕まった。坂本もあやうく捕まるところだった。おそらくは、アジトに連絡を入れたのは坂本だろう。

アジトは、次の日にもぬけの殻になっていた。普通ならば、机や椅子ぐらいは残して、足のつく物、スマホとか書類とかだけ残してバタバタといなくなるだろうが、このアジトはまるで「今、賃貸に出してます」状態であるかのように、きれいになっていた。大家の視点からすると、理想的な夜逃げである。少し部屋をクリーニングしたら、このまま次の借り手を見つけられるからだ。

確かに、椅子や机などから指紋が見つかるだろうし、すべて持ち出すことができればベターである。にしても、壁やコンセントのスイッチ、洗面所などからいくらでも指紋は見つかるだろう。

アジトは無くなったわけではなく、おそらく別の場所でまたスタートするに違いない。そのとき、祐子に連絡がいくはずだが、大津が捕まった現在、ネットワークが切れ切れになっている。大津の上はいないのだろうか。坂本はどうする?彼は家に帰ることもできなくなった。

おそらくは、長田も当分はヒマになる。強盗に入るにしても、かけ子がゲットした情報がなければ押し入ることもできない。

このままかけ子たちが放免されるわけではないだろう。

親を信じられなくなった純一はどうなる?

もはや、純一は両親を信じることができない。嘘をつかれていたからだ。自分には「嘘をついてはいけない、一度間違えると、今の世の中、すぐに拡散されて二度とやり直すことができなくなる」と説教していたくせに、親がもっとひどいことをしているではないか。

純一が高校生だったら、とっくに親を見限って、家を出て友達の家にでも転がり込んでいるだろう。不良になってもおかしくない。ソラのように、道を踏み外すかもしれない。

両親が一生懸命働いて買ってくれたと思っていたグランドピアノも、おそらくはあの金から買ったんだろう。純一はそれに気づいているはずだ。この物語で一番かわいそうなのは純一だ。

よくもあんな両親からこんな良い子が生まれたものだ。両親は、悪い人間ではないが、かなり浅はかだ。

私の予想としては、純一はしばらくの間、奥島さんが預かるのではないだろうか。定年退職して家にいる奥島さん、何よりも、今純一が信頼できる大人は、奥島さんしかいない。

純一が両親を許せる日が来たとしても、そう簡単には許せるはずもないから、当分の間、奥島さん、純一君のことをよろしくお願いします。

祐子と義光の罪

私の中では、蒲池(赤松)はおそらくどこかで生きていると思っている。死体も湖から上がってこないので、あいつのことだから、必死で湖から這い上がり、死んだことにしてこの犯罪から逃げて、どこかに身を隠しているに違いない。

だから、祐子とソラは殺人罪は免れるだろう。これは私の希望的観測である。

だが、祐子も義光も、「犯人隠匿罪」とか、「偽証罪」などの罪で逮捕はされるだろうし、裁判にもかけられるだろう。唯一の望みは「司法取引」である。

犯人の一味に交じって情報を取り、それを警察に流して逮捕にこぎつけたわけで、今なら司法取引という手段で、刑が軽くなるだろうし、情状酌量、悪くても執行猶予がつくだろう。(最悪の場合、前科がつく)

義光と祐子が留置場に入る姿は想像したくないが、罪を犯してしまったので仕方がない。ああ、純一がかわいそう。

グランドピアノは返すのか

あのグランドピアノは最後はどうなるのだろうか。もう買ってしまったので、返品も効かない。

だが、3000万のうち250万を使ってしまった義光と祐子。人の金なので、返金する義務がある。だとすると、グランドピアノを売るしかないだろう。

もっとも、そんな汚れた金で買ってもらったピアノなんて弾きたくないと純一は思うだろうから、あらためて中古のアップライトでも買ってもらえばよい。(奥島さんが買ってくれるかも。退職金で)

佐々木家が住むのは田舎だから、あっという間に噂が広まり、もしかすると佐々木家は引越しをせざるを得ないかもしれない。考えすぎだろうか。でも普通は住み続けられないだろう。私なら無理。

蒲池(赤松)は生きている?

先ほども書いたことだが、湖に落ちた蒲池(赤松)の遺体は上がってきていない。おそらく、彼はどこかで生きているだろう。

車の中で、蒲池は長田に「オレもいろいろやってきたけど、これは相当ヤバいぞ」とつぶやいていた。彼も、こんなヤバいことから逃げたいとは思っていたが、逃げられないとも思っていたはずだ。

だから、蒲池にとって、湖に落ちたことは「不幸中の幸い」なのだ。あとから浮き上がって、なんとか逃げ出して、どこかでひっそりと生きているに違いない。

蒲池はただのチンピラで、頭もよくないが、それほど悪い犯罪を犯すやつでもない。大津や坂本に捕まるよりは、捕まるなら警察に捕まって、罪を償ったほうがよい。まだ人生は長いのだ。

最初のころの長田(左)。おかっぱ頭でかわいい。右は蒲池(赤松)。赤松は本名。

下の写真は、変わってしまった長田。なんだかワルになっていて可愛くない。別人みたいだ。

長田も同じで、どこかで捕まるだろう。彼はずっと若いし、おそらくは闇バイトのアプリでたまたま応募した先がこの犯罪だった。最初はおどおどしていた長田だが、慣れというのは恐ろしいもので、だんだんワルさが見についてきた。早いうちに捕まって、まっとうな人生を歩んでほしい。

あの、おかっぱ頭の長田に戻ってほしい。

さて、ここまで書いたが、あと50分ぐらいで10時になる。第6話が始まるまでにアップすることができそうだ。でも、これを誰かが読んでくれるのは、6話を見終わった後だろう。

私の考察は、ひとつでも当たっているかな?全然当たっていなかったらごめんなさい。

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